経済なんでも研究会

激動する経済を斬新な視点で斬るブログ。学生さんの就職準備に最適、若手の営業マンが読めば、周囲の人と差が付きます。

SARSをはるかに超えた 新型肺炎

2020-02-04 08:34:56 | 中国
◇ 1週間に100倍以上のスピードで蔓延中 = 新型肺炎の伝染力は、専門家の推測をはるかに上回っている。中国政府の発表によると、3日午前0時の時点で中国国内の感染者は1万7205人、死亡者は361人に達した。中国以外の26か国・地域でも180人以上の感染者が確認されている。驚くべきは、その感染力。たとえば中国での患者数は、1月24日の830人から31日には1万1791人へと14.2倍の急増ぶりをみせた。

中国では南部の広東省や香港を中心に、SARS(重症急性呼吸器症候群)と呼ばれる疫病が猛威を振るったことがあった。発生は02年11月で、9か月後の03年7月に終息している。WHO(世界保健機関)のまとめによると、このSARSの感染者は8096人、うち774人が死亡した。今回の新型肺炎は死亡率こそSARSより低いが、感染者数ではすでにはるかに多くなっている。

問題は新型肺炎の感染者増加率が、いつになったら鈍るかということだろう。増加率が鈍化すれば、終息のメドもついてくる。この点で注目したいのは、国立感染症研究所がウイルスの分離に成功したというニュースだ。これで簡易検査法や治療薬、予防ワクチンの製造にも道が開かれる。ただワクチンの製造には時間がかかり、間に合いそうもない。

ここからは全く素人の考え。SARSもワクチンが間に合わなかったが、それでも終息した。この種の呼吸器疾患ウイルスは高温多湿に弱く、それで7月に終息したのではないか。国立感染症研究所では分離したウイルスを使って、ぜひ確かめてもらいたい。確認できればオリンピックへの影響も小さくなるし、全世界の人たちへ安心感を与えることができるだろう。

       ≪3日の日経平均 = 下げ -233.24円≫

       ≪4日の日経平均は? 予想 = 下げ≫

Zenback

<script type="text/javascript">!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var r=Math.ceil((new Date()*1)*Math.random());var j=d.createElement("script");j.id=i;j.async=true;j.src="//w.zenback.jp/v1/?base_uri=http%3A//blog.goo.ne.jp/prince1933&nsid=145264987596674218%3A%3A145266740748618910&rand="+r;d.body.appendChild(j);}}(document,"zenback-widget-js");</script>