◇ 業績予想の下方修正が重荷 = ダウ平均は先週953ドルの値下がり。終り値は3万3500ドルを割り込んだ。週初はISMが発表した非製造業の景況指数が予想外に堅調で、金融引き締めが長引くという観測が強まり、株価は下げた。さらに後半になると、企業業績の予想が下方修正されたことを嫌気している。堅調な経済指標が引き締めを長引かせるから株は売り、というパターンはいつも通り。だが業績の悪化が株価下落の要因となるのは、新しい現象だ。
日経平均は先週123円の値上がり。終り値は2万7900円台を確保した。ニューヨークが下げても、株価は堅調に推移。やはり東京市場の出遅れ感が強く、2万7000円台なら買い物が出てくる。コロナ規制の解除で景気が上向くという期待に加えて、過剰な円安が修正されたことも、株式市場に安心感をもたらしているようだ。特に海外投資家による物色買いが増えている。
FRBは今週14日に、0.5%の利上げを発表する予定。市場はすでに織り込み済みで、関心は来年1月には利上げ幅が0.25%に圧縮されるかどうかに移るだろう。同時にニューヨーク市場では、いっそう企業の業績に注目が集まりそうだ。ニューヨークの株価は反発に転じるかもしれないが、仮に軟調が続くようだと、日本株に食指を伸ばす投資家が増える可能性が生まれる。
今週は12日に、11月の企業物価、10-12月期の法人企業景気予測調査。14日に、12月の日銀短観、10月の機械受注。15日に、11月の貿易統計、10月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、11月の消費者物価。15日に、11月の小売り売上高、工業生産。また中国が15日に、工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。なお14日には、パウエルFRB議長が会見する予定。
≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週123円の値上がり。終り値は2万7900円台を確保した。ニューヨークが下げても、株価は堅調に推移。やはり東京市場の出遅れ感が強く、2万7000円台なら買い物が出てくる。コロナ規制の解除で景気が上向くという期待に加えて、過剰な円安が修正されたことも、株式市場に安心感をもたらしているようだ。特に海外投資家による物色買いが増えている。
FRBは今週14日に、0.5%の利上げを発表する予定。市場はすでに織り込み済みで、関心は来年1月には利上げ幅が0.25%に圧縮されるかどうかに移るだろう。同時にニューヨーク市場では、いっそう企業の業績に注目が集まりそうだ。ニューヨークの株価は反発に転じるかもしれないが、仮に軟調が続くようだと、日本株に食指を伸ばす投資家が増える可能性が生まれる。
今週は12日に、11月の企業物価、10-12月期の法人企業景気予測調査。14日に、12月の日銀短観、10月の機械受注。15日に、11月の貿易統計、10月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、11月の消費者物価。15日に、11月の小売り売上高、工業生産。また中国が15日に、工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。なお14日には、パウエルFRB議長が会見する予定。
≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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