経済なんでも研究会

激動する経済を斬新な視点で斬るブログ。学生さんの就職準備に最適、若手の営業マンが読めば、周囲の人と差が付きます。

今週のポイント

2017-03-20 07:50:01 | 株価
◇ 次の材料が見付からない = 株式市場は先週、2つの大きなイベントを乗り越えた。1つはFRBによる政策金利の引き上げ。もう1つはオランダの総選挙である。しかし株価の反応は予想外に小さかった。ダウ平均が利上げ発表の当日に100ドルを超えて値上がりしたほかは、ダウも日経平均も連日2ケタの値動きにとどまっている。なにか次の材料を探して、足踏みしている風情のようだ。

FRBは3回目の利上げに踏み切ったが、市場は早くから織り込み済み。そのせいもあって、市場の反応は穏やかだった。年内の利上げは「あと2回か3回か」といった議論も聞かれるが、そんなに切実な問題ではなくなってきている。オランダでは反移民・反EUの自由党が議席を伸ばせず、ルッテ現首相の続投がほぼ確実となった。したがって市場は無反応。

ダウ平均は先週12ドルの値上がり。今週は2万1000ドルに再挑戦することになる。一方、日経平均は週間83円の値下がり。スキャンダラスな政治の話にはコト欠かないが、どうも日本経済が元気になるような材料が出てこない。市場ではまだ2万円への期待も萎んでいないが「もう待ちくたびれた」という感じも強まっている。

今週は22日に、2月の貿易統計と1月の全産業活動指数。アメリカでは22日に、1月のFHFA住宅価格と2月の中古住宅販売。23日に、2月の新築住宅販売が発表される。

      ≪21日の日経平均は? 予想 = 下げ


3月17日(金)のつぶやき

2017-03-18 04:59:44 | 株価

米利上げでも なぜか円高

2017-03-17 05:50:00 | 円相場
◇ 上昇しないアメリカの長期金利 = FRBは15日、政策金利の0.25%引き上げを決定した。一昨年12月と昨年12月に続く3回目の引き上げで、政策金利の水準は0.75-1.00%になる。雇用の伸びが引き続き堅調なこと、エネルギーと食品を除く消費者物価が2%をやや下回る程度であることを、利上げの主な理由として挙げている。FOMC(公開市場委員会)での採決は、9人が賛成、1人が反対だった。

この決定を受けて、15日のダウ平均株価は113ドルの上昇となった。終り値は2万0950ドル、再び2万1000ドルに迫る勢いをみせている。ニューヨーク株式市場は今回の利上げを早くから織り込んでおり、利上げはむしろアメリカ経済の強さを示す証拠だと受け取った。一方、16日の東京市場では1円以上も円高が進行している。

本来ならば、アメリカの金利が上がれば日米間の金利差が拡大して、為替市場ではドル高・円安になるはずである。このためFRBの利上げが発表されれば円安が進み、東京市場の株価は上昇するという期待も高まっていた。しかし当面、この期待は裏切られたようである。なぜなのだろう。

答えは、3月の利上げは確定的だと早くから予想されていたことにあるらしい。このためニューヨークの債券市場では、国債の先物が大量に売られてきた。それが利上げの実現で、買い戻しに転じている。だから国債の価格が上がり、長期金利も下げ圧力にさらされた。たとえば10年もの国債の利回りは、昨年末の2.6%から現在は2.57%へと下がり気味だ。こうして日米間の金利差は広がらず、逆に円高になっている。

      ≪16日の日経平均 = 上げ +12.76円≫

      ≪17日の日経平均は? 予想 = 下げ


Zenback

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