魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ピノ族

2010年05月30日 | ワイン ~2020年
久しぶりに「まるよし」ラーメンを食べた。

ちょっとご無沙汰だった。

私のトンコツのベーシックな味わいだ。

やはりホッとした。何といっても食べ終わった後の充実感、満足感は
さすがだった。


「トンコツ族」、しかもソウルフードのように食べる味は安心感と
満足感が素晴らしい。ホームの味です。

醤油ラーメンや味噌ラーメンではこんな感じには決してなりません。





ではワインではどうだろう?


もちろん私は「ピノ族」だ。

ピノがソウルフード(ソウルヴァラエタル?)のやつにとって、
ピノであること自体で嬉しくなるし、ホッとし、満足感もある。



さて、ブルピノではないけど、カリピノでもなし・・・、

そう、イタピノ。


でもイタピノってワイン界ではかなり微妙な路線なのです。





2007 サンタ・マッダレーナ ピノ・ネロ レゼルヴァ
   (伊、ピノ種、赤、3千円台)

熟々になったイチゴ果実(だらけてはいなくて張りがあります)の香り
が支配的です。

味わいはピノですので、軽めですが、大らかで懐の広さを感じます。
欲を言えばもう少し複雑味が欲しいです。タンニンは結構含んでいる
ようですがなめらかです。

美味しいですが、採用するかどうかもかなり微妙な???


イタピノはちょと変わった存在ですからね。


コメント
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