さて、ここはどこ?
実は配達のついでにとんでもない所まで走ることを決めた。
少しさぼることにした。
ここへ来た。向かうは雲仙方面。
俺は突き進む。飯盛町を突き進む。
なぜかというと、それはもう我慢が出来ない!から。
そこに山があるから登るというやつは大勢いるだろう。
たとえ波を被ろうがこの道を走るのさ。
今、俺の場合はそこに美味しいラーメンがあるから向かうんだ。
(仕事さぼったんだけど・・・)
約1時間かけてようやく着いた。
最近日曜日はパートさんの関係で開店できずにいたお店。
そう、雲仙市千々石町にある「げんこつ家」。平日は開いていることを確認。
もう2カ月近く食べられなかったよ。
さあ、やってきたラーメン。少し赤みが強い。
スープの味を心に刻みこみ、麺を噛みしめる。
ネギの甘さが生きている。これはトッピングのネギのせいか、それともタマ
ネギをスープに溶かすからか。
しっかりとエキスは生きていて、旨味を感じ取れる。骨粉もしっかりと
ドンブリの底に沈み、その力強さを認識する。でも味わいはしつこさがなく、
もたれない。あと欲を言うなら、澄んだピュアな部分、もっと立体的に昇華
する風味が表現されたら完璧だろう。多分そんな日もいつかやってくるだろう。
店主は自信無げに言うけど、良い時も不満の時も、潔くこれがこのお店の
作品(商品)じゃないかっ!
お腹は一杯だけど、まだ味わっていたくて、その時間が愛おしくて・・・、
替え玉!をコールをする。
普段はあまりしないけど、次はいつ食べられるかわからないし。
でもまた食べたい。
帰り道の心はとても晴れ晴れで。
道すがら、タヌキが道路脇ではねられ果てていた。
思ったよ。「タヌキくんはげんこつ山から来たのかね?せめて死ぬ前に、げんこつ家
のラーメンを食べてから死ぬべきだったよ」と。
そしてこれも思う。
達成した時よりも、達成に向かう時の方が人間は絶対に楽しくてそして幸せなのだと。
また新たな幸せを求めて向かっていくのさっ!
・・・・・な~んば偉そうに言いよっと?!
たかだかラーメンば食べただけやろうが!
ええ、そうなんです。
でもラーメンは哲学でもあるのかもしれません。
実は配達のついでにとんでもない所まで走ることを決めた。
少しさぼることにした。
ここへ来た。向かうは雲仙方面。
俺は突き進む。飯盛町を突き進む。
なぜかというと、それはもう我慢が出来ない!から。
そこに山があるから登るというやつは大勢いるだろう。
たとえ波を被ろうがこの道を走るのさ。
今、俺の場合はそこに美味しいラーメンがあるから向かうんだ。
(仕事さぼったんだけど・・・)
約1時間かけてようやく着いた。
最近日曜日はパートさんの関係で開店できずにいたお店。
そう、雲仙市千々石町にある「げんこつ家」。平日は開いていることを確認。
もう2カ月近く食べられなかったよ。
さあ、やってきたラーメン。少し赤みが強い。
スープの味を心に刻みこみ、麺を噛みしめる。
ネギの甘さが生きている。これはトッピングのネギのせいか、それともタマ
ネギをスープに溶かすからか。
しっかりとエキスは生きていて、旨味を感じ取れる。骨粉もしっかりと
ドンブリの底に沈み、その力強さを認識する。でも味わいはしつこさがなく、
もたれない。あと欲を言うなら、澄んだピュアな部分、もっと立体的に昇華
する風味が表現されたら完璧だろう。多分そんな日もいつかやってくるだろう。
店主は自信無げに言うけど、良い時も不満の時も、潔くこれがこのお店の
作品(商品)じゃないかっ!
お腹は一杯だけど、まだ味わっていたくて、その時間が愛おしくて・・・、
替え玉!をコールをする。
普段はあまりしないけど、次はいつ食べられるかわからないし。
でもまた食べたい。
帰り道の心はとても晴れ晴れで。
道すがら、タヌキが道路脇ではねられ果てていた。
思ったよ。「タヌキくんはげんこつ山から来たのかね?せめて死ぬ前に、げんこつ家
のラーメンを食べてから死ぬべきだったよ」と。
そしてこれも思う。
達成した時よりも、達成に向かう時の方が人間は絶対に楽しくてそして幸せなのだと。
また新たな幸せを求めて向かっていくのさっ!
・・・・・な~んば偉そうに言いよっと?!
たかだかラーメンば食べただけやろうが!
ええ、そうなんです。
でもラーメンは哲学でもあるのかもしれません。