魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

人間国宝ってやだ!

2011年07月16日 | ワイン ~2020年
歌舞伎俳優のなんとかさんが「人間国宝」になるらしい。


長崎は歌舞伎自体が日常的には存在しないし、昔から馴染みもないので
よく分かりません。


ただ何となく「国宝」って言葉は重いですね。


でもふと思いましたよ。そんな偉そうな言葉を襲名してしまうと・・・
大変じゃなかろうかって。逆に損しませんか?


立ちションで捕まったら大変だし、もちろん他人に迷惑かけるような
ことはできない。スピードオーバーや駐禁で切符切られても・・・
どーなるんだろ?


さらに酔って騒いだり、バカ出来なくなる。

酔ってベンチに寝ることも出来ないし、ネエちゃんのお店に入ることすら
無理・・・。

まあ、至って真面目な私はそんなお店には入ったことがありません。

けど、一度くらいは騒いでみたい願望はありますがそれもダメ。


酔って騒ぐことしか考えていない、そんな私が人間国宝になることは1000%
あり得ないので、心配無用なんですけどねー。





さて、今宵は






2007 アルトス・デ・ロサーダ
  (スペイン、メンシア種、赤、3千円台後半)

深い、赤~黒系果実味の中に深々と森やオークの香り。
どこからかバニラや焼き菓子の香りも。

味わいは濃く、クリーンでピュアさがストレートの伝わって来ます。
タンニンは充実して骨格があります。酸が美しいのか、均整が取れていて、
力強く、そしてとても整った感じです。

優しいけど、その内側にはしっかりと目の詰まった、そしてスケールを
感じます。

ただ、ちょっとお高いのでどうかなあ・・・。
ちょっと前に飲んだ普通の「ロサーダ」の方が、コスパは良いでしょうか。

どちらかは採用しますね。

コメント
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