魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

一杯のコーヒーのために

2013年12月11日 | マイナー探訪
日曜日のこと。
私の大好きな樺島へやってきました。


ここは最高だもんね。


そこでコーヒーを飲むためです。

まずはセブンイレブンにて、今年の大ヒットドリップコーヒー150円の
ラージサイズを買い、ポットに入れる。


そして島の一番先にある樺島灯台へ。もちろんバイク。





ここからの見晴しは最高です。







でもよく見ると・・・・・






この先にもうひとつ、小さな展望台があるんです。


いつもは行かないのですが、今日はひとりぼっちだし、美味しい一杯の
コーヒーのために歩いてみようか。






いつもはこの立札を見て、くじけて行く気にならないけど、今日はやってやる!







やたらと下りの階段を降りる。

降りる、降りる、降りる・・・



ほら、見えてきた。





この先は登りだ。



そして無事到着~。

もちろん誰もいない。私の大好きな時間と空間だ。

左から右側へ広がる光景。










うん、いい!


ここから先ほどの灯台を見よう。






そして見おろすとよく来る「地下ダム」方面もこの通り。





この小高い山の先(裏側)に一度行ってみたい。
長年置き去りにされた朽ちたクレーン車があるんだよ。



さあ、コーヒーを飲もうか。






あちっ、あちっ!!!

おいおい、ポットはやたらと熱いぞ。コップを持ってくるべきだった。



少し寝そべってみる。


空を見上げる。






何もない、果てしないきれいな空。

もう戻れない。心はもう帰れない。

自由を奪われた現実には。


・・・・・といっても引きかさぬわけにもいかないし。




戻ってみるとひとつの発見。





隅っこにリュウゼツラン(竜舌蘭)だよ。すごいよ。めったに見られない瞬間。





葉っぱだけの状態で何十年も。そしてある日突然、幹がすごい勢いで伸びる。
1日に10センチ以上だ。そしてただ一度だけ花を咲かせて生涯を終える。
日本の気候だと30~50年に一度の出来事。

そんな人生もいいのかもしれないね。

きっとそれも一杯のコーヒーのために。

コメント (2)
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