魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

格闘技のような?ピアノライブ

2015年09月14日 | 音楽
今日はちょっと違うおはなし。


なぜにおじさんがこんなところに。

ここは禁断の女子大キャンパス。むやみに居ると変質者扱いされますぞ!


いやいや、今日はライブの日さ。変質者とは間違われません・・・きっと。


「ピーター・アーツ」なら格闘家で聞いたことある方も多いのでしょうが、
「ピーター・ビーツ」って知らないよね、まず。

そんな格闘技をイメージさせる?ピアニスト。でもホントはどうなのよ?






まずは小國雅香トリオから。
演奏中の写真はありませんが、登場の最初の瞬間だけね。


小國さんの演奏はTVで聞いたことはありますが、生は初めて。
とっても良かったです。特に私はオリジナル曲が、その人しか造り得ない歌、その人の声、
その人の音楽と思っているので、聞けたことがすごく嬉しいです。
(スタンダードジャズは正直あまり聞きたくない、あれはコミニュケーションツールの面が
強く出ます)聞き馴染んでいる方には「小國節」と言うそうです。



そしていよいよピーター・ビーツトリオ。



このおっさんがピーター・ビーツ氏。超絶テクニックを見せてくれます。
全曲ショパンのジャズ変奏曲。とにかく上手いのよ。

最初は曲芸師かと思いましたが、だんだんとそのすごさが出てきます。


ソロはサッカーで言うと、DFでボールを取ったら、敵全員を抜き去り、ゴールを決める。
それを何度も繰り返す・・・くらいの感じです。

ちょっと専門的ですが、プログラム5の「Waltz no.7」(in C# Minor')では5拍子2パターン
でのバリバリの全速力アドリブ。

ちょうどyoutubeにありましたので乗っけておきましょう。
'Waltz in C# Minor' - Peter Beets


このバージョンではギターが入っていて、ちょっと短めです。
聞いてるうちに、だんだん開いた口が塞がらない状態になっていきます。

単純にいうとワールドクラス。
サッカーならオランダなのでスナイデルがやって来たと解釈していただければいいでしょう。
みなさんスタンディングオベーションです。
まあ、そんなライブ。5~10年に1度の大当たりだと思いました。

刺激を受けて私もがんばります。ジャズ曲も書こう!


コメント
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