魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

連休中の心地良いピノ

2015年09月22日 | ワイン ~2020年
どこも多いですねえ。

・・・この連休でうちの近所の水辺の森、海岸通り、東山手、おくんち広場など、
人と車は大混雑しています。車がずっと渋滞です。正直出るのが億劫になりそう。

今は人多いけど、ふと思うことがあります。
それはこれから先、出生率低下をちょっと心配してしまいます。

なぜかって?

安保法案のせいです。生まれてくる子供が将来、殺したり殺されたりする確率が高まるので
産もう、育てようとする意欲が落ちます。まあ、単に老婆心ですめば何よりですけど。
ますますの超高齢化社会になったりするかも???

ただでさえ明るい希望がうすい世の中なのに、ましてや・・・そんな感じを抱かずにはいられません。




さて、今夜の試飲はこれ。




2013 エル・ヴィエホ ピノ・ノワール
  (チリ、ピノ種、赤、千円台前半)


イチゴ、チェリー、イチジク、アセロラなどのフルーツが穏やかで優しく香ります。
フルーツが支配的で土や肉系はほとんどなし。穏やかな日差し、雨上がりの歩道的
ゆるやかさでしょうか。

味わいは花の蜜のような甘さがまず来ますが、ふんわりと優しく露骨さはありません。
あくまでふんわり優しいのです。いわゆるニューワールドの見え見えの感じではなく、
ケバさはなく、フランスと言っても十分「なるほど」と返すことでしょう。

明るい日差しを思わせ、軽やかで、心地良く喉を滑り落ちます。これは気持ちが良い。
これはチリだからなのか、造りが良いからなのか、2013年がたまたま良いのかはわかり
ませんが、とっても心地よいワインだと感じます。

チリといえばコノスルばかりでしたので、こんな選択肢、ありがたいな。

ついでの時にでも仕入れてみたいと思います。こんなワインで心落ち着けたいと思います。

コメント
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