魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

セラーの中での楽しみ-こっそりデイリー

2015年09月30日 | ワイン ~2020年
ワインマニアならセラーの中であれやこれやと・・・。

明日は東京よりお客様がいらっしゃることになって、急きょ明日は飲み会だ。

リストを決定しました。大まかには決めていたのだけれど、詳細を詰めました。
会費を最大限に生かして・・・あとはピノを1本詰め込むだけですが、どれにするか最後の思案中。
冒険するべきか鉄板をいくべきか。


でもいろいろと思案しているうちに、うちには赤の「コルトン」がいくつもあることに
気が付いて、コルトン大会をしたくなりました。
多少若くても、幼児虐待と言われても、早飲み(若飲み)したくなることもあります。
でも熟したのもぼちぼちあったのでそう若飲みというわけでもありません。

そしてサヴィニー・レ・ボーヌ特集もいいかな~なんて思いました。
でもそんな企画じゃ参加者も集まりそうない・・・?!

セラーの中で物思いにふけるのは楽しい時間でもあります。



そんなワインバカの私ですが、今日は「こっそりデイリー白」をご紹介しましょう。


実は輸入元のセールで買った白ワインです。



2002 Ch.ド・ラ・サール
  (ボルドー、白、千円未満)

多分セミヨンとソーヴィニヨン・ブラン種だと思います。
セパージュなんてどーでもいい。普段酒はどーでもいいんです。

お手軽に飲めて、美味しく、ちゃんとアルコールを摂取出来て、酔い心地が良ければいいんです。
誰にもおすすめしないし、自分だけ良ければそれでいい。

普通のなんでもないクラスのボルドー白ワイン。
しかも2002年という・・・まあ、はっきり言って売れ残りのワインです。

でもそれが熟してマロングラッセやセメダイン、クミンなどの香りとなってぐわっときます。

まろやかで熟したフルーツで高貴な味わいすら感じます。
・・・でもそれはオールドヴィンテージが好きとか、こなれてマロングラッセ化した白ワイン
がお好きな方だけが楽しめる、味わいの多様性を理解できるストライクゾーンの広い方限定の
美味しいワインです。新鮮さを失っているものを逆手にとって美味しく飲むという技です。

それでも飲んでみたい勇者はお問い合わせください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする