魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

無鉄砲-ヴィラ・ヤンボルに思う

2020年08月12日 | ワイン ~2020年

今日は大人しく買っておいたカップ麺を。

 

「無鉄砲」これは初めて食べます。

濃厚でとろみがあり、つやのある麺にそのとろみが乗っかって美味しいです。

海苔を付けて食べたり、ごはんと一緒に食べたりかなり満足です。

知らんやった~。

 

買いだめまではしないけど、もう1個は買っておこう。それくらいの満足度。

もちろんお店で食べたらもっと美味しいはずです。

 

 

 

 

そして今夜はこれ。

 

2017 ヴィラ・ヤンボル カベルネ・ソーヴィニョン

(ブルガリア、カベルネ種、赤、千円未満)

 

マイデイリーワインですが、先日ちょっとした事故品に当たってしまい、点検を兼ねて

飲んでいます。合成コルク(圧縮コルク)みたいなのですが、それでも事故は起こり得ます。

 

 

このワインは某ワン雑誌で「旨安大賞」なるものを獲ったものです。安くて旨いはずです。

今まで何本も飲んでいますので、それは間違いないです。

問題のボトルは味が平坦でとても退屈で・・・とてもおすすめ出来る味ではありませんでした。

いわゆるブショネの香りではなかったので、雑菌の混入とか何か?が考えられます。

100%完全なボトル、ワインはないのです。それはどこで購入しても同じです。

(ブショネを含め事故率は1~2%程度と言われています。ただし、コルクや栓もいろいろ

改良されて事故率は徐々に減ってきています・・・でもなくならない)

 

これは商品として造ったワイナリーに責任があります。輸入元も販売した当店も

いくら勉強しても努力しても、開けてみないことには判別出来ません。

「ワインとはそういうもの」と言ってしまえばそれまでなのですが、とても残念な気持ち

が残ります。私がおすすめした味と違うものがお客様に渡ってしまうことが辛いです。

 

 

自分自身が事故品に当たった時は、せめて「私が飲んで良かった、お客様に行かずに

良かった」と思うようにしています。正直な気持ちです。

 

・・・でこのボトルはまったく問題ありませんでした。

穏やかな濃さ、上手にまとまっていけています。

東欧は物価がお安い分、コストパフォーマンスが良いのだといつも思います。それに

してもこのカベルネ・ソーヴィニョン種は世界のいろんな所で、安定して育ち良い

ワインになるのですねえ。そういう意味ではワイン用ブドウの王様と言えるのかも。

 

世界が平和を願うのと同様に、ワインの世界でも、造り手も、輸入元も、販売するショップも

事故なく、穏やかに平和な味わいを願っているのです。 間違いありません。

 

そして今日のV・ファーレンの群馬戦は平和祈念マッチだそうです。勝ちたいね!

 

 

 

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