魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2020精霊流し-パストゥグラン(ジャイエ・ジル)

2020年08月16日 | ワイン ~2020年

昨晩、長崎は精霊流しでした。

当店の前を通る船の少ないこと?!

やはりこのコロナ禍状態ではねえ。

でも故人を偲び、思いを乗せて流されていきます。

子供の頃の気持ちと違って、年を取るとだんだん精霊流しに対する気持ちが変わって

いったりするところがまた良いんです。

 

 

そしてお盆が終わると年末に向けてまたお仕事です。

この時期がちょうどひと休み。

 

 

さて今日の試飲はこれ。

 

大好評だったワインの2013年ものが残っていたので入れてみました。

2013 ブルゴーニュ パストゥグラン(ジャイエ・ジル)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール&ガメ種、赤、千円台)

 

香りはチェリー、イチゴやカシスなどのフルーツに枯葉、腐葉土、キノコなどが混じります。

 

味わいはやさしく落ち着いています。柔らかな果実味にしっかりした酸味。

2015、2014年ほど派手ではありません。そこはヴィンテージの差。

 

優しく柔らかく酸味がやや出ています。何となく落ち着いて飲み進められるワインです。

正直2015や2014のようにすごくありません。でも亡くなったジャイエ・ジルの苦労を

忍ばせるような、そんな2013年。他のヴィンテージを飲まれた方はぜひこのヴィンテージ

も飲んで、連続性というかヴィンテージによる違いを確認していただきたいです。

千円台なので良い勉強になるかと思います。これがブルゴーニュなんだなあ・・・と実感します。

 

 

 

コメント
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