魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

挑戦者求めるワイン-デパウラ-マドゥバニ

2021年09月02日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこれ。

ちと難しめのワインなのさ。

 

2019 デパウラ モナストレル(ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ)

  (スペイン、モナストレル種、赤、千円台前半)

 

香りはプラム、ブラックチェリーなどのフルーツに紫色の花、スミレ、黒系ベリージャム、

香木、ミントなど。

 

味わいは濃くふくよかな果実味に酸味が結構しっかりとあり、そのせいでとてもスマートで

キリッとしまりがあります。このワインはボディではなく酸と香りの妙で、酸味が苦手な方には

お奨めしませんが、この風味は独特で荒れたところのない味わいにはちょっと驚きます。

通常のスペインのモナストレル種のワインとは一線を画していて独特のポジションかもしれません。

 

飲んでいくうちにその酸味になれてくると、テクスチャーと洗練された風味、モダンで

アーバンな雰囲気などにちょっとだけ感心します。異端児だけど不思議な魅力です。

 

実は千円台前半にしてWA(ワインアドヴォケイト)93点が付いています。しかし、たいていの方は

理解するのが難しいと思われるので、上級者向けというかワインに関してストライクゾーンの

広い方向けだと思います。「どら、ひとつ私に飲ませてみ。私なら理解してやるぜ!」って方は

ぜひトライしてみてください。

 

 

 

そしてまた行ってしまった。マドゥバニ。

この日の定食の出来はとても良かったなあ。

 

当然まぜまぜだね。

スパイスとエネルギー充填完了。

気合が入ります。

 

さあ、本日はW杯アジア最終予選、オマーン戦。

コロナの中でもサッカーが楽しめる幸せ。勝てると良いな。

 

 

 

コメント
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