手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

布団の仕立て直し

2014-03-05 | その他



突然ですが、わたし、小学生の頃に買ってもらった羽毛布団を今も持っています。ほぼ40年前のものです。
その羽毛布団、お恥ずかしい話ですが、一度も洗濯に出したことはなく、ただ、陰干しするくらいの手入れ。ここ10年ほどは、布団カバーの中で、布団の布が劣化してぼろぼろに破れ、ぎりぎり羽毛が飛び出さないぐらいの状態でした。だから、使うこともできず、押し入れで眠っていました。

でも、処分できない。

なぜなら、祖母がわたしに買ってくれた羽毛布団だからです。

そんな時、生活クラブの宅配のカタログをみていると、「布団のリフォーム・仕立て直し」の記事がありました。ずっと、その羽毛布団が何とかならないかと思っていたわたしは、一度出してみようという気持ちになりました。
けれども、不安いっぱい。なにしろ40年も経った羽毛布団ですから。電話での問い合わせが出来ると書かれていたので、すぐに電話をしてみました。

「花嫁わた(株)」が取り扱い店。

何度も何度も「古いものなんです。ほとんど手入れしてないんです。でも、祖母の形見のような布団で捨てられないんです」と繰り返すわたし。お店の方はすごくていねいで「もし仮に使えない羽毛が何%かあっても、新しい羽毛を足して作り直すこともできますし、足さずに夏用の薄い布団に仕立て直してもいいですし」というお答え。「もし全然使えない羽毛だったとしても、家で保管したいので送り返していただくことはできますか?」と聞くと「大丈夫ですよ」との返事。「もし、そのままで仕立て直しが出来ない場合、ご相談することになったら、お電話をいたしますので、ご心配なく」とも。

そこで、お世話になることにしました。

それから約1ヶ月。電話もなかったので、すっかり忘れていました。


そして昨日。
生まれ変わった羽毛布団が送られてきました。



その布団には、かつての布団の生地も小さくくっついてきました。




涙が出ました。古い古い羽毛でしたが、全部使えたようです。びっくりするくらい素敵なふわふわの布団に仕立て直されていました。

「花嫁わた」さんに頼んで良かったと本当に思いました。これからも大事に使っていきたいと思います。




コメント (8)
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