18年ぶりの神戸。
住宅街の坂の先にはビルディング、さらに海。振り返れば六甲の山々。
「坂と海と山」これが「ザ・KOBE」。懐かしい景色です。
足腰が鍛えられる街。でも、景色がころころ変わるので、歩くのがとても楽しかった街。
わたしは、この街にトータルで10年近く住みました。あの1995年の「阪神淡路大震災」の時も。
突然、部屋がひっくり返るほどの揺れ。最初はバシッと断線する音、何かの光。冷蔵庫から本棚から何もかもが叩き付けられる激しい音、音、音・・・。数メートル先のタンスの上に置いてあった鏡台が、寝ているわたしのベッドの上に飛んできました。ありえない状況に、何が何だか分からないわたし。真っ暗だったので、布団の中に入って夜が明けるのを待ちました。
当時、わたしの住んでいたアパートは全壊認定。お隣のうちのトイレの光が、壁の隙間からわたしのうちの居間に差し込むような状態に。それでも、山手に住んでいたために怪我もせずに済みました。
かつて住んでいた地域に久しぶりに立った時、そんなこんなな記憶が、一気に甦ってきて、胸が締め付けられました。
今、表面的には完全な復興を遂げていますが、その背後には市民の方々の大変なご苦労があったことを思い、祈りの思いに導かれました。
近年、開発されたハーバーランド。神戸の観光のスポットのひとつです。
神戸の海は、青い空がお似合い。
ところがこの同じ日、新神戸の空には、雪が舞ったのでした。晴れたり、曇ったり、雨降ったり、雪が舞ったり・・・天候の変化が激しかった~。