手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

「すぐに書く!」は遅い。「聞きながら書く!」?

2014-03-18 | 手帳・雑感



20歳代の頃、一緒に仕事をしていた年上のご婦人。おもに事務仕事を中心にやっておられましたが、その方のことを最近思い出しています。

彼女はその頃、40歳代ぐらいだったと思います。すでに髪の毛も白いものが混じり、老眼鏡もかけておられました。しかし、ワンレングスの素敵な髪型で、白いものが混じっていても、それがおしゃれに見える方。
声も高く明るく、それはそれは素敵な方でした。でも、わたしが思い出したのは、そのことよりも、むしろ彼女の行動のひとつなのです。

その彼女の何がそんなに印象的だったかというと・・・。

彼女は「メモ魔」だったのです。

電話がかかってきたら、どんなに短い簡単な内容でも、いつも手には鉛筆、電話をしながらずっと手を動かしてメモをしていらっしゃいました。聞きながらどんどんメモしていくのです。

20歳代のわたしには、どう見ても無駄な作業にうつりました。

でも、中年になり、「あれ?」と思うことがたびたびある最近のわたし。夫に「あれ?ってよく言うけれど、手帳に書いてなかったの?」「それじゃ、手帳を持っている意味がないじゃん」と言われたことも。痛いとこを突くなあと思いながらも、まさに彼の言う通りなのですから、反論のしようもありません。

そんなわたしになって、やっとあの時の彼女の行動が理解できたのです。今では時々思い出して、彼女を見習おうと思っています。

そのために、いつもメモや付箋をそばに持っておくようにしています。


わたしは、「主婦日記」を挟んでいる手帳カバーの後ろの部分に、「ポストイット」を常備しています。1種類だけ。




電話やパソコン横には必ずペンとメモ帳。これも必須です。




仕事中、カバンを持たないでうろうろする時は、ポケットにRHODIAの「BLOC RHODIA N‘12」を入れておきます。





「後で・・・」は怖すぎる年代に入りました。「聞いたらすぐ書く」。

いや、これでも遅いかも。

「聞きながら書く」。

これしかないかもと思うこのごろです。





コメント (6)
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