本屋で見つけた時にはびっくりした本。
『なぞり書きで楽しむ 方丈記』
なぞり書きで楽しむ 方丈記 (エイムック 3648) | |
エイ出版社 |
やっぱ、方丈記なんだ〜〜と思って横を見たら、
なんと
『なぞり書きで楽しむ 夏目漱石』!
なぞり書きで楽しむ 夏目漱石 (エイムック 3649) | |
エイ出版社 |
最初の筆写、わたしも夏目漱石の『我輩は猫である』でしたから。
みんな考えるところは一緒なんだとえらく納得。
そしてさらに横を見たら、
『えんぴつで方丈記』ときちゃいました。
えんぴつで方丈記 | |
ポプラ社 |
これもびっくり。
わたしのブログの題名も「万年筆で方丈記」。
そんな本が出てるなんてわたしは全く今の今まで知らなかったのですけど、
シンクロしているところがたくさんあって、
とっても不思議な気分です。
こういうの流行りなんですね!
般若心経の書き写しは、昔から流行ってたので知ってましたが。
上に紹介した本は、もともと美しい文字が書いてあって、
それをなぞるようになってるので、
文字の勉強にもなりますね。
わたしは気短なんで、なぞるなんてできませんから、
写し書きでいいかなと思います。
でも、6月の上旬から始めた筆写、毎日200字というスローペースですが
続いています。
万年筆のインクの匂いを楽しみながらの数分。
『方丈記』、こんなだったんだ〜〜と新たな発見。
いや、中高時代、読み通した記憶がないかも??!
もうすっかり忘れてしまった古語も、
少しずつ思い出して、
現代語のとの対訳を見ながら内容を理解し、
ちょっと声に出して読んでみる。
ええわぁ〜〜〜。
学生時代に戻ったような気がしてみたり、
格式高い文体にちょっとドキワクしてみたり。
「わたし、日本人だわ〜」とえらく納得してみたり。
いいですね。
良い文章を味わうって。
本当に長い間、この感覚を忘れてました。
今の中高生、
教科書で、または受験勉強の問題集で部分的に色々な古文で出会うことはあっても、
一部分だったり、問題を解くための教材止まりということも。
そこから古典に魅せられてその世界にどっぷり漬かり、その道に行った人は別にして
わたしなんかは当時、冒頭を暗記して終わりだったな。
是非是非、若い人には
こういう名文、名著に浸ってもらいたい、
一部でなくて、全文を読み通してもらいたい。
教養という言葉が衰退してるように感じる昨今。
たくさんの素晴らしい日本語に出会って欲しいと思うまんじゅう顔なのでした。
あ、偉そうにそう言いながら思い出した・・・。
中高時代、先生から古典の予習するときに
「古文の箇所を全文書き写して、現代語訳しておくんですよ〜」って言われてましたっけ??
今、気づきました。
あれって、大事だったんだ!
人生終わる頃になって気づいたわたし。
それでもまだ遅くない??!(笑)。
万年筆のインクカートリッジも新しく交換。
万年筆も使ってもらって、
嬉しそうに見えるのは気のせいでしょうか?(笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨日のお弁当!
・白飯(梅干し)
・とんかつ
・卵焼き
・切り干し大根と人参のあっさり煮
・ごぼうのきんぴら
・トマト
・ほうれん草の胡麻和え
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