手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

万年筆で『方丈記』!

2018-06-08 | 手帳・周辺




最近、万年筆を使えるようにしてもらったのはいいのですが、

「使わないとまた元の木阿弥だよ」と夫に言われ、

ちょいと悩んでました。


万年筆って使う場面が少ないですからね〜。



毎日のようには手紙は書かないし、

手帳には、わたしの万年筆は太すぎて使えませんから。

どうしても日常使いは、ボールペンに限ります。


そこで、思いついたのが万年筆による筆写。


この梅雨時期、

1日1枚(200字)のペースで挑戦してみようと思いました。


何を書くか、候補はイロイロ。


かつては天声人語を写すのがはやったこともありましたね〜。

また、ある友人が洋書の文を書き写していると聞いたこともありましたが、

わたしとしては、アルファベットではなく、

さらに日本語でも、

翻訳ではない、いわゆる「名文」と言われるものに、

せっかくだから久しぶりに向き合ってみようかなと思いました。



何気なく夫に「何がいいかな?」と聞くと、

「方丈記!」と即答。


他に思い浮かぶものもなく、

「方丈記」なら短くてやりきれそうと思い、

素直にそれに従いました。


中学高校以来の「方丈記」です。


とにかく、今年の梅雨はこれで決まり!


最後までやり通す覚悟で、

万年筆を持ちました。






夫が20代の頃に買った岩波文庫。

そして、

夫から再入手した満寿屋の原稿用紙とマイ・モンブラン。




実際書き始めましたら、なかなか面白いです。

天気の良い日は大丈夫なのですが、

わたしがある程度の時間、原稿用紙の上に手を置いておいただけで、

原稿用紙が湿気を含んで、文字が滲むなんてことがありました。





たった、200字。

されど200字。

結構緊張するんです。

絶対間違わないようにと思ってても、

さっそく一文字間違いなんてこともありました。


原稿用紙が勿体無いので、修正ペンで消しましたけど(笑)。




1日10分程度の筆写。

何でも良い、

自分の好きな文章を万年筆で丁寧に写す。

かなりの精神統一にもなりますし、

日毎、パソコン使いが多くなって、

もともとペンを持たなくなってますから、

インクの匂いを嗅ぎながらのこの時間は、

ちょいとした気分転換の時間にもなりますよ〜〜。



こういったもの、

梅雨の過ごし方の一つに加えてみるの、

いかがでしょう。






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コメント (6)
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