蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

アカボシゴマダラ  (bon)

2021-11-14 | 日々雑感、散策、旅行

        藤井聡太三冠はやりましたね! 苦手な豊島将之竜王に竜王戦に4連勝し、
        四冠を達成しました。28年ぶりに最年少記録を樹立しました。すごいですね。

 

 蝶の話です。

 夏の蝶なので記事アップのタイミングがずれてしまいました。 1か月ほど前に
新聞に紹介されていた蝶ですが、白黒のゴマもように鮮やかな赤い斑紋がある美し
い蝶です。英語名でRed ring skirtと呼ばれるこの蝶は、アゲハチョウ上科タテハ
チョウ科のチョウチョウで、5㎝ほどもあり飛ぶとふわりと優雅な美しい蝶のよう
ですが、外来種(生態系被害防止外来種)に指定され、輸入はもちろん飼育などが
禁止されている蝶なんですね。1995~98年に埼玉県、神奈川県で発見されその後、
関東や静岡県あたりまで繁殖しているそうです。

   アカボシゴマダラ(ネット画像より)
 

 日本の在来種には、九州から北海道まで広く分布する赤い斑紋のないゴマダラが
いますが、この蝶は花の密などはあまり好まず、クヌギの樹液などを好み、幼虫は
エノキの葉を食べて大きくなるそうです。 アカボシゴマダラも同じような生態で、
エノキの葉を好んで食べる日本の国蝶であるオオムラサキと競合し、これまでのバ
ランスが崩れないか危惧されています。

 アカボシゴマダラは、エノキさえあれば都市部でもかなり繁殖しているようで、
これが外来種であるということは、誰かがこの蝶を日本に持ち込んで、放たれたと
考えられ、自然生態系に対する均衡が崩れる可能性があるというわけです。
 美しく優雅に舞う蝶も嫌われているのです。

        アカボシゴマダラの幼虫(ネット画像より)
        

 

 外来種といえば、ブラックバス、カミツキガメ、アライグマなどが知られていま
すが、ハクビシンなども外来種で、都市部でも生息しているようです。 友人宅の
作物が今年食べ荒らされたとの報告がありました。 東京中野区の住宅街でのことで、
区から捕獲用かごが貸し出されたそうです。

 植物の外来種はかなり多く、セイタカアワダチソウ、キショウブ、ハルジオンな
どよく見かけますね。

 

 

Doris Day - Fly me to the moon

 

 

 

コメント (2)
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