これ、犬の名前なんです。
先日(8月下旬に)、録画していたBS1の映画を観ました。 1992年に公開された
アメリカの家族(子供)向きコメディ映画です。
アメリカのとある田舎町の5人家族の平凡な家に、ペット泥棒から逃げ出した1匹の子犬
が迷い込んできました。ころころと動き回る子犬は子供たちの大の仲良しで、家の内外も
自由に行き来する人気者となりました。 父親は、犬は敬遠する方で子供たちとは反対
路線でしたが、飼い主が見つかるまで‥という条件で飼うことになりました。
名前を決める時、家族がいろんな名前を候補に上げましたが、末娘がピアノで、タタタ
ターン、タタタターンと「運命」の出だしを叩いたところ、ワンちゃんは鳴いて反応した
ため、「ベートーベン」と名付けられたのでした。
そういえば、この家の名前も「ニュートン」でした。
(Filmarksより)
子犬はみるみる大きくなり、子どもたちよりはるかに大きく70㎏にもなるかという大き
さになりました。ニュートン家の人気者となりますが、家の中を汚したり、家具を傷つけ
たり、かなり悪さをしますが、頭がよく機転が利くようなんですね。外の犬小屋に入れ
られて金網で隔離されていても、どこからか家中に入ってきたり、長女を学校の人気男性
と引き合わせたり、長男がいじめられているところをうまくかばったりと、人間のような
振る舞いをするほどのおりこうさんなんですね。
事業拡大のため、夫婦で仕事に出て、子ども達をベビーシッターに預けることがあり
ましたが、その時、目を離しているすきに末っ子の女の子がプールに落ちておぼれそうに
なっているところを、このベートーベンはプールに飛び込んで女の子を背中に載せて犬
かきで助ける‥そんなこともするのです。 悪徳投資家が、ニュートン家の事業を乗っ
取ろうと、上手い口に載せて契約書にサインするその時もベートーベンは、テーブルを
ひっくり返して邪魔をするなど、ベートーベンによって助けられた数々の話題が展開され、
物言わぬ動物ながら痛快な主人公(犬)を演じるのです。
ある時獣医の元に、弾薬の殺傷能力を試すため大型犬を実験対象の依頼が持ち込まれ
賄賂も受け取り、その対象にベートーベンが目を付けられるのです。もともと犬を敬遠
していた父親のところに、獣医(ペット泥棒の元締めもやっていた)が近づいてきて、
セントバーナード犬は最近発作が起きることがあり、子どもを噛んだりする・・などと
言い、処分することを持ち掛け承諾させてしまうのです。
しかし、子ども達や母親はにわかには納得できず、再度獣医のところに確認したいと
せがんで獣医を尋ねると、それらは真っ赤な嘘であることがバレ、父親をはじめ子供たち
も総がかりで獣医を取り押さえ、ベートーベン始めその他の子犬たちは助けられるのです。
敬遠していた父親も、ベートーベンを認め、ラストシーンでは、ベッドの上にベートー
ベン、下には何匹かの子犬たちが勢ぞろいした微笑ましい家庭の図が描かれていました。
(サブカルクブログより)
タイトルが示すように、主人公(犬)が犬で、大型犬セントバーナードで、偉大な作曲
家ベートーベンの交響曲第5番「運命」の曲に反応したところから、犬の名前をベートー
ベンと付けたこの家の名前がまたあのニュートンというのです。
犬を中心にいろんな事件、物語が進められて、楽しく面白い場面の数々が展開されて
いました。子犬の頃のコロコロとした愛らしさ、大きく成長すると今度はいろんな判断が
出来るまるで賢いふるまい。 1時間半弱の映画は、無邪気で子供向けですが結構面白く
楽しく観ました。
英語版ですが、短い動画が次々と10本続けてあります。
Beethoven (1992) - The New Puppy Scene (1/10) | Movieclips