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(野川の水ぬるむ)
井の頭恩賜公園のサクラを見た翌日、深大寺、野川方面へ脚を延ばした。
東八道路~甲州街道を結ぶ武蔵境通りの拡幅工事が終了し、自転車道路がど~んと繋がった。
深大寺まで自転車で8分、野川まで12分、出来立てのサイクリング・ゾーンを走るのは快適だ。
橋の手前を左へ。すぐに土手が出てくるから、こちら側の堤でも好し、対岸に渡っても好し、桜の枝のアーケードだ。
自転車を置いて、川べりに降りると、シートを敷いてサンドイッチをパクつく者、お菓子を食べる者、誰もがのんぴり日差しと微風を受けて微笑んでいる。
元気なのは子供たち。
水がぬるみ始めた野川の真ん中で、たくさん群れて遊んでいる。
ゲームもいいが、自然相手に思う存分遊べるのは最高。
白鷺や鴨も飛来して、小魚を探している。
犬も散歩、小母さんも散歩、アベックは卍にもつれて昼寝中。
おっちゃんは、ひたすら歩き回って被写体探し。
単独花見はこういうことになるから、いけません。
閑話休題。
友人と想い出話に花を咲かせるのも、花見の醍醐味。
うまい酒と、ヤキトリ一本、更けゆく春の夜をゆらゆら過ごすしあわせは何物にも代えがたい。
余暇、余技、余白・・・・。
余りものには福がある。(えっ、それをいうなら残りもの?)
まあ、固いことを言わずに、もう一杯。
さて、元へ戻って野川のさくら。
高速千円使って遠くへ行かずとも、足もとに意外な名所があった。
あわただしい近在サクラめぐり、そろそろお後がよろしいようで。
(この項は、2009-04-09に投稿済みのものですが、編集上の都合で日付を変更致します)
ここに来ると、なごやかな気分になったもんですね。
なぜって、川の土手が土手そのものだから。(コンクリで固めていたりはしない意味)
「おっちゃん」がそこに何か良い被写体がないかとうろうろする、なんていうのもいいねえ。(「アベックのモンジ」はともかくとして)
ここでも紙面上で素敵な花見をさせていただきましたよ。