忍び音もらす 2013年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム 早朝、初夏を知らせるホトトギスの忍び音で目を覚ます。昨年は6月1日に耳にしたので半月も早い訪れということになる。桜の開花も早かった今年、彼らのセンサーにも機敏に反応したのかな。我が家のサツキたちも負けじと咲き始めた。文部省唱歌を想い出す。 卯の花の、匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍音もらす、夏は来ぬ さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾ぬらして 玉苗植うる、夏は来ぬ