差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

スズメ三態

2016年12月15日 | 日記

 今朝も厳しい寒さである。雀たちも心なしかくすんだような声で鳴いている。何時ものように餌台に糠をたっぷり盛ってやる。それをどこで観ていたのか、2羽の先遣隊が飛んできて枝垂れ桜の高いところに留まり暫し様子をうかがう。安全確かめるやいなや、次々と飛んできて狭い餌台の奪い合い、その中の強い奴が独占し糠をまき散らす。地面ではおこぼれ頂戴組が、せっせと餌を啄む。時折頭をもたげ辺りを見回す。決して警戒を怠らない。それが人の生活圏で生き延びる距離なのであろう

 淋しくなった庭に彼らが訪れ賑わいを見せるこの頃である。