差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

さつまの苗床

2018年07月12日 | 日記

 納戸のサツマイモ、芽が出てしまったのもあったので切り取り水につけてみたところアップしたように芽がぐんぐん伸びだし、切り口から根まで出てきた。試みに観賞用として鉢に植えてみる。果たして根が太り芋ができるかな?

 {語り部}

戦中戦後の食糧難時代、どの農家もサツマイモを作っていたし、その増産も奨励されていた。早春に山から落ち葉を山のようにかき集め苗床を作る。凍みるのをふせぐために秋口に室にしまい込んでいた芋をもみ殻の中から掘り起こし苗床に埋める。苗床は腐葉土の発酵熱でポカポカ、その中で発芽し苗が作られていた。

 今は手間暇かかるサツマイモは、郷里でもあまり作られないようだ。広々とした芋畑は、桑畑同様今は見られない。脳裏の中でしか、、、。

 

昨日は6986歩