アップしたのはノキシノブである。槙の枝や盆栽の吾妻五葉・黒松に着生したものである。何処より胞子が飛んできて生えたものだろうか。寒さや乾燥にも耐えて青々としている植物である。
どこか懐かしさを想い出す植物でもある。子供の頃、傷んだ茅葺きの屋根によくこのノキシノブが生えていたの想い出す。茅葺き屋根は、30年ぐらいのサイクルで葺き替えをすると言われていたが、いろいろな事情でそれもできず屋根のあちこちに生えて家屋が目に浮かぶ。
このノキシノブを忍草とも言うそうだが、茶室の屋根などにはえているのを風流ととらえ文人はいろいろ詠まれているいるようだ。芭蕉や一茶なども、、、。
凡人は懐かしさで詠んで見たいものだ。
昨日は 10,482歩