差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ぽっかりあいた空

2022年02月27日 | うんちく・小ネタ

 ナラ枯れ病の伝染で林相の急激な変化が起きていることは以前にも記したが、アップしたのは枯死寸前の木々が伐採された光景である。

 大樹に覆われていた雑木林がぽっかりと空いた場所である。よく通る散歩道、この光景を目にして春の陽射しを感じさせる中でも気分は晴れない。何故が寂寥感ただよう。

 新緑燃える林、夏の強い陽射しから涼しさを求めて歩いた林、秋の黄葉、、そうした林相になるまでしばらく時間がかかるだろう。こうした所が、ここだけではない。狭山丘陵の至る所で見られるのがつらい。

 こうした光景は、里山を薪炭などで利用し忠実に管理していた嘗ての時代もあったのだろうか。子どもの頃聞いたことがない。朽ちた木々は燃料にと放って置かれることはなかった。今は化石燃料万能の時代、林が荒れナラ枯れ病の病原菌を運ぶキクイムシが生育しやすい環境になっているということか。

 昨日は 10,058歩