早朝散歩を休むとどうも体調がいまいちとなるので今朝は霧雨の中でも出かける。少し足を伸ばして市立狭山緑地まで行ってみる。そこではあの甘い香りを漂わせてヤマユリたちが咲き誇っていたので撮ってみる。
こんなにたくさん群生いるのは公園管理当局の努力の賜物である。ヤマユリは、藪に覆われ森となっていくようなところでは群生地であっても絶えてしまうのであるが、明るい半日陰のようなところを好む植物なので毎年下草を刈り良い環境を整えられているのである。
郷里では子供の頃見たヤマユリの群生地、今では人手が入らなくなって藪となり山は荒れ放題となり姿を消したところが少なくない。薪炭生産することを生業としている人々が姿を消したと同様に山道も藪に覆われた姿になってしまったところが何と多いことか。ちと脱線気味だがそんなことを想いながら記す。