昨夜から久しぶりに本格的な雨、この時期にはめずらしい。これも異常気象の、、などとつい考えてしまう。いつものことながら雨に日は行動が制限されるが、それなりにと、、、。
ところで、野坂昭如氏が旅立たれた。それにつけてもあの闇市時代を逞しく生きぬいた世代が、今年は町内でも旅立たれた方が少なくない。時の流れを止めることはできないが、その志や想いは、しっかり次の世代に伝えたいものである。
彼の最後の執筆に「この国に戦前がひたひたと迫っていることは確かであろう」、、、。
昨夜から久しぶりに本格的な雨、この時期にはめずらしい。これも異常気象の、、などとつい考えてしまう。いつものことながら雨に日は行動が制限されるが、それなりにと、、、。
ところで、野坂昭如氏が旅立たれた。それにつけてもあの闇市時代を逞しく生きぬいた世代が、今年は町内でも旅立たれた方が少なくない。時の流れを止めることはできないが、その志や想いは、しっかり次の世代に伝えたいものである。
彼の最後の執筆に「この国に戦前がひたひたと迫っていることは確かであろう」、、、。
京都の三千院はじめ名刹の紅葉などを美しく染まるのだが、我が家の北の隅に植えているモミジ、いつものことながら綺麗に紅葉してくれない。同じもみじでも劣等生なのかもしれない、、 ところで昨日は、お茶の水の病院で大腸の内視鏡の検査を受診する。お隣の患者の様子をカーテン越しに聞こえる医師の会話は、ホッとするものやら深刻なものやらで様々である。
そして次々と検査を進める中で、こちら一向に進まない。しかも無言である。当方、まな板の上の鯉のように泰然自若とはいかず聊か不安となる。
どうやらスムースに内視鏡が進まらないらしい。他の患者さんの何倍もかかってようやく終了となる。結果は、「異常見つからず」との医師のご託宣、彼の力量はともかく神の声と承る。異常無しは今のところの話であるが、、、、。しかし、度々するものではない。これ実感!!
今朝は、この冬一番の寒さであったが、陽が昇るに連れてそれも嘘のように暖かくなってきた。庭に出てみると昨年より植えっぱなしのチューリップ、プランターの中で早くも芽をだし春の準備をしていた。彼ら季節の時計には感心させられる。間もなくフクジュソウやクロッカス等も芽をのぞかせてくれるだろう。
こんな姿を見ると厳しいこれからの寒さに向かうのも悪くはない、、、。
今日は、大東亜戦争の開戦記念日である。八紘一宇、大東亜共栄圏とか神国日本とか戦争遂行のために喧伝されたあのころ、私ども世代は忘れることができない日でもある。
結果的に2百万とも3百万ともいわれる同胞を死に追いやったあの悲惨な戦争を始めた政治家たちは、誰一人責任を取っていない。今また戦争ができる方向に持っていこうという流れを政治の力で何として止めなければならない。そう誓いを立てる日でもあろうと想うのだが、マスメディアの扱いは、、、、。
21年の天皇陛下の詔書より
「天皇ヲ以テ現人神トシ、且日本國民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニ非ズ」 と戦後歴史を大いに反省しスタートしたのである。
画像は、この夏発刊した「湖畔の轍」より
わがブログも連日モミジのアップで画像を埋めている。他にないわけではないのだが、今一番輝いてる紅葉を自ずと使うことになるのである。今朝もウォーキング道路沿いのモミジ、朝日を浴びてその美しさを誇っているかのようで使うことにした。
ここ狭山丘陵に抱かれた地では、毎日が紅葉狩りである。季節の移ろいにややもすると老人力で鈍りちなが感覚を研ぎ澄まし敏感にし、その時々を愉しむことが、、、。今が一番!!!
このところ快晴の日が続く。明るい朝は、自ずと起床時間は早くなり、時間を儲けたように感じる。しばらく続いて欲しいものである。
ところで、過日昭和の大女優原節子さんが旅立たれた。今月の映画会は、その往年のスターを偲んで林芙美子の絶筆作品の映画化した「めし」を鑑賞することにし、早速案内状を配布した。
彼女の作品は、わが老人会でも「麦秋」や「東京物語」等鑑賞してきたが、われわれの世代では当に大きな存在であった。山田監督の言葉ではないが、「彼女の死など聴きたくはなかった、、、。」
出不精で車ならまだしも、まして混んだ電車などで出歩くことはなるべく避けたいものである。このところそうした気持ちが益々強くなってきた。そんな中、昨日は天候もよいので誘われて中井にある林芙美子記念館に出かける。
昭和の売れっ子作家の佇まいは、大工を連れて京都の民家を見たり材木を見たりして彼女らしいこだわりで作られたという。数寄屋風の建築で天井も低く小さな部屋がちまちまと建てられていた。懐かしい気持ちで参観できた。
偶には出かけるのも心の洗濯になるか、、、。
池に枝垂れている散り始めた猩猩モミジ、朝日を浴びて最後のご奉公をしているかのように紅く輝いているのでアップしてみた。撮る技術にもよるのだろうが、想ったように色彩が出ない。間もなく来年のカレンダーが届くだろうがあの色彩は、カメラの性能もさることながら撮る技術によるものだろう。
さて、今日は集いの役員会、忘年会もかねて進めていこうか。念願の戦中・戦後の苦難の体験集「湖畔の轍」の出版もできたし充実した年であったと思う。
我が家のプロムナードに植えてある山モミジ、大きくしないために毎年新芽をふた葉ほど残し切り詰めている。そのため一枚一枚の葉が伸び伸びとさせた木より大きくなっている。その葉も漸く黄葉し始めた。間もなく赤く染まるであろう。それにしても遅い。 昨年のブログを見るを今頃は木枯らしが吹き荒れ散り始めていた。紅葉するまでまっててほしいものである。天気予報が気になる。
昨日は、一泊の旅で一年ぶり6人全員集合、当初予定していた高尾薬王院→もみじ台→小仏城山→相模湖へのトレッキングコースは老人力の発揮で自信がないとの意見が多数を占め中止しとなる。 代わりにケーブルカーで展望台へ、平坦な路を散策しながら紅葉を愉しみ、リフトで下山となる。麓で昼食をとり路線バスにて一路千木良の郷へ、近くの善勝寺を拝観し早々と宿へとなる。
晩餐の宴は、気のおけない連中のいつもの無礼講、酒の勢いもあって話は大いに盛り上がる。2次会は一転、ここあそこと老人力発揮の現状を披歴し合い、慰め合ったり、優越感に浸ったりと年相応の話題となる。傘寿を迎えた者半数、これも当然の理であろう。
今日は、小原本陣を時間たっぷりとって見学し、八王子まで来て昼食をとりながら今回の旅を総括し、反省に立って次回の旅を約束して解散となる。皆元気でまた会おう!!
カメラの持参失念