眩しいほどの朝を迎える。 昨日の強い雨で集会所脇の山ザクラの足下は、アップしたように白い絨毯を敷き詰めたようである。 そこで想い出すのは、古今集にあるこの歌である。
久方の光のどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ
一昨日の山ザクラ
今朝の陽の光を浴びて山ザクラを愛でながら爺も紀友則が詠んだ気持を共感するのである。
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先日、余命宣告されたという友からの℡があったが、昨日旅立ったとの訃報とどく。知らせからのあまりにも早い旅立ちである。心穏やかに桜を愛でながら旅立ってくれたことを願うばかりである。今年は共に米寿を祝おうと語り合っていた友、、、、合掌。