掛川城です。美しいお城ですが、いまはこの奥にある大日本報徳社を先に見物。
報徳運動とは、江戸時代の末期から、二宮尊徳の教えをもとに困窮した農民生活を救う
ために始まった、実学の普及を目指したものです。その活動が盛んだったのは、ここ
掛川を中心とした遠州地方だったのです。
まずは事務所になっている仰徳学寮で見学料を払います。最初はどこで見学料を払うの
だろう?と思いつつ、ここのドアを開けたらわかったのです。こちらから探して払わ
ないと、黙って見られちゃうゾw ちなみに中にいた女性に払ったあと、この建物の
なかを見られるのかな、と思って入ろうとしたら、ここは見られないのでした^^;
この建物、有栖川宮邸の一部が移築されたものです。
二宮尊徳の像がありました。薪をしょっている子供の頃の姿があまりにも有名ですが、
これはジーさんになってからですね。
遠くから見たら刀を構えているのかな、と思いましたが、鋤でした。そうかあー。
いちおう帯刀していますが、尊徳先生だものなあー。
淡山翁記念報徳図書館です。昭和2年築だそうです。かっこいい!
こんなところに住むのが夢ですねー。いくらでも本を並べられるしなあ。
仰徳記念館。こちらも有栖川の宮廷だったものを移築したんだって。すごいなあ。
宮さんは、自宅でこんなところに住んでいるわけだ。
むかしはぐちゃぐちゃつまらんガラクタに囲まれていなかったんだなあ。しかしこんな
ところに住んでいたら、寝っ転がれないし、どうやってイチャイチャするんだろ?
なんだか落ち着かんだろね。。。
おうおう、立派な時計が現役で動いていたよ。
講堂のように広い部屋もありました。冬は寒そう^^;
おおお、折れる式の鍵。古い温泉宿にもわずかに残っていますね。