さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

気仙沼最後の夜は

2022年08月26日 | 東北シリーズ


気仙沼最後の夜は、ふたたびぴんぽんへ。津波の到達地点が壁に貼ってあります。


いつものカウンターに座ると、大将が俺の顔を見て「おっ久しぶりだね!」と声を
かける。おととい来たばっかりですからね^^;


この間、隣で若いカポーが頼んでいた「じゃがバター」を注文。横で見てると旨そうに
見えるからなあ~。揚げたてのじゃがいもの上のバターが溶けてくる♪


ここは大人の酒場とファミレスが合体したような雰囲気です。常連のジイサンの
ひとり飲み、サラリーマンのグループ、職場の同僚の女性を一生懸命口説いている
若い会社員、陽気なおねえさま方、小さい子供連れの夫婦、子連れ同志の大人数の
団体さん、とにかく気仙沼の港の最高に賑やかな集いの場なのです。
旅のスタートでの、東海村のあちこちにあった恐ろしく閑散としたコミュニティセンター
となんと対照的なことよ。。。

会計を済ませたあと、店の外にある灰皿で一服 (^。^)y-.。o○
すると中で飲んでいたおっちゃんが出てきて俺の横で一服 (-。-)y-゜゜゜

「最近は中で吸えねえからなあ・・・」というつぶやきに相槌だ。
仙台の店と同じシチュエーションで会話が始まる。
居酒屋ではなくスナックなら煙草を吸えるわけだが、「ここらに新しく出来たやつは
行く気がしねえ」とおっしゃる。そうなのです。ああいうところは古くからやってて
アットホーム感があるような雰囲気じゃないとなあ~。

「酒じゃねえけど、ヴァンガードって喫茶店はいいところだよ」というお勧めには
もちろん同意。遠距離の常連ですからねェ。すると「この先にマンボって店があるけど、
そこもいいぞ」とお勧めしてくれる。「今から行こうと思ってるんですよ^^」と
新しい情報は得られませんでしたが、同じ店を愛する同志と同感を分かち合いました^^


というわけで、マンボに♪


昭和のキャバレーではないかと思わせるレトロ感。しかしここは津波のあとに新築
したもの。私の想像ですが、以前にあったものを復元したのではないかと思って
おります。切り盛りしている女性オーナーは老舗の風格。髪がヨットの帆みたいに
ビシッ!


喫茶メニューに加えて食事や酒類もあるのですが、こんなスイーツにしてみました♪
〆のあんみつってか(^益^)b


あ~これで気仙沼で来たかった店を全部制覇したぞー。何回来ても同じ店に行って
しまうので、新規開拓が出来ません。。。