千里山ブラウズ

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君の宙(そら)へ

2007-04-08 00:08:34 | 作詞・作曲


君の宙(そら)へ

向かいあった部屋の窓
憧れ色した虹が染める
シャボン模様のカーテン揺れて
いくつもの夢が広がるよう
忽ちのうちに溢れくる
若い光が追いかけあって
遊ぶよ心のままに
疲れたら佇むがいい
急ぐことない旅の日を
宙に草笛吹いていたい

窓から差し出すこの手に
触れていくのは春の風
白紙の心を折り込んで
投げた飛行機ちぎれ雲
飛ばせば流れるままに
揺れながら消えていく
菜の花畑を見下ろして
すべる憧れ揚羽蝶
海原島から島へと
さまよえば流れ星
そして更け行く一日を
見つめて静かに愛していたい

もうすぐ灯りを消す
君の寝顔やすらかにと
祈りを込めて夜宙に
届く草笛吹いていたい
君に草笛吹いていたい


作詞・曲: コバタイサオ
(c) 2007, Skyfull Stars

※ 東京の世田谷線の音が聞こえる下宿の窓辺に腰掛けて、春の柔らかい日差しとそよ風を感じつつ、現実と心象風景との区別もつかない歌になりました。
写真は「紙飛行機 菜の花 窓辺」のグーグル検索結果のブログページから拝借しています。