
石段を昇り会場へ行ってみるともう既に満員状態で、ようやく空き席を見つけて近づくと、月が丘出身のシンガーソングライターのANJIさんご一家のお隣でした。ANJIさんもクリスチャンではないのですが、お父さんのお友達に親しい信者の方がいらっしゃって、そのご縁でこの地元の礼拝堂で結婚式を挙げたとお聞きしています。しばらくぶりの挨拶を交わしている内に、今日の主役のソプラノ歌手:緋田芳江・ピアノ伴奏:松村美知子のお二人が後ろ扉から登場されました。
演目はパッハのカンタータを始めとして、ヘンデルやモーツァルトのアリアで、神を讃える賛美歌として有名な曲のようです。響きの良い光り溢れる空間の中で、ソプラノの旋律が心地よく流れ、目を閉じているとそのリズムと和音に時の過ぎるのを忘れてしまいそうです。1時間ほどの演奏が終わり、アンケートにまた器楽などのコンサートも企画して頂きたいと記し外に出ると、何人かの親しい信者さんとお会いしました。
その一人のK氏から「また『千里山グルービー・ブルーム』でゴスペルも聴きたいですネ!!」と言われ、改めて来年に向けての企画を呼びかけていかなければと思いました。