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MacBook Airを見ました

2008-02-04 00:11:47 | お薦めします

 今日は梅田のヨドバシカメラでMacBook Airが展示されていたので、その究極の薄型パソコンに初めて触ってみました。
 折り畳んで手に持つと角張った外周が少し痛いのではないかと想像したのですが、そんなことはもちろんなくて指の曲がり具合に丁度しっくり沿ってなかなか快適な感じです。オープンするとディスプレイと黒いキーボード、そしてトラックパッドの他は要素がなく至ってシンプルなデザインで、最近のiPodや話題の携帯電話iPhoneなどと一貫したコンセプトが感じられます。またトラックパッドはiPod touchやiPhoneのタッチパネルのように、新たな指先のパソコン操作を搭載しているようです。ブランドへのこだわりが裏側の美しさまで追求するプロダクト・デザインを可能にしています。
 DVDマルチドライブのような機能は無くて、それは薄型を実現するための条件ではあるのですが、僕はこれはインターネット社会を前提にしたプロダクトを進めていこうとするアップルの意志を示しているように感じました。フロッピードライブを最初に無くしたのも確かMacではなかったかと思います。ブロードバンド時代の多様なネットサービスが、フロッピーや記憶ディスクの必要性を補っていくことを見据えた、いつものことながら思い切りの良い開発なのではないでしょうか。
 iPodや音楽配信サービスiTunesそして携帯電話iPhoneまで、全てがパソコンとの連携商品となっているのがMacらしい展開であり、日本のメーカーと違っている独自なブランド戦略が採れる所以でしょうか。インテルCPUを搭載した最近のMacはWindowsを動かすことも簡単にできますので、iPodなどのユーザー取り込みに大きな効果も期待されているはずです。

※ Macのブランド戦略とプロダクトのオリジナリティーについて、とても参考になる本が出ていますのでご紹介しておきます。
iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり
林 信行
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