風は無く深々と雪は降りますし、3連休の初日とはいえ人通りも疎らで車もゆっくりと走りますので、本当に静かな千里山の一日だったように思います。いつものカフェにも客は数えるほどで、たまに見知らぬ二人連れが入ってくると、近くの急坂で立ち往生して車を放棄してきたという話をしていました。東京で働いていた時に原宿の裏通りで僕もそのような経験があったことを想い出します。暫くして彼らが熱いコーヒーを飲み干し慌ただしく出て行った後のカフェには、またいつも以上に静かな時間が流れていきます。そういう何でもない出来事が何か意味深いシーンのように感じられるのは、やはり名残り雪の魔法に掛かったせいなのでしょうか‥‥。
【追記】その後何日かの間、日陰では雪だるまが残っていました。
※ 「千里山.NET」の「花・草木」に、雪景の千里山のページを作成しましたのでご覧下さい。