今日も辺り一面に良い匂いが漂っていたので買って帰ろうと立ち寄ると、ちょうど焼けていた芋が無くなるところで、小さい芋しかなくオマケで2本を包んでくれました。いつもはお腹が空いてくる夕方まで食べないで置いておくのですが、今日は小さいのでその内の1本を食べることにしました。
ところで、ブランド焼き芋といえば僕の故郷徳島の鳴門金時と相場が決まっているようですが、子供の頃はそれが特別のことではなく当たり前のことでした。風呂焚きや野焼きなどでは必ず焼き芋をしました。火加減を気にするような繊細な焼き方ではありませんのでずいぶん焦がしてしまいましたが、炭と化した中にわずかに残った芯の部分は甘く滑らかで最高の美味しさでした。
焼き芋を食べる時には皮も一緒に食べると胸焼けしないと教えられました。後になって全体食の大切さやその優れた栄養バランスなどのことを本で読みましたが、そのような経験ですぐに納得したものです。