千里山ブラウズ

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『山のロザリア』

2008-02-18 00:00:44 | 作詞・作曲

山の娘 ロザリア
いつも一人 うたうよ
青い牧場(まきば) 日昏(ひぐ)れて
星の出るころ
帰れ帰れ も一度
忘れられぬ あの日よ
涙ながし別れた 君の姿よ

黒い瞳 ロザリア
今日も一人 うたうよ
・・・・・・

【訳詞】丘灯至夫(おかとしお)

 以前ロシア民謡『山のロザリア』が歌声喫茶「ともしび」でブームとなっているとスポーツ新聞で読みました。昨年唯一のミリオンセラー曲となった『千の風になって』も、歌声喫茶から“灯”がついて大ヒットしたということも初めて知りました。美しい女性歌手がこのブームに着目して昭和の名曲カバーCDを出すらしく、そのキャンペーンで「ともしび」を訪れお客さんと一緒に歌い盛り上がったという記事でした。
 学生時代の昔の話ですが、歌声喫茶「ともしび」の亀戸店を訪れた後で屋台でビールを飲んでいると、隣に座り意気投合した日雇い労働者風のオジさんが奢ってくれるというので、そんなに強くもないのについつい特大ジョッキに何杯もお替わりしました。そして深夜になって帰ろうと駅のホームに入ったのですが立ってられず、ベンチの下に寝そべり通り過ぎる人達の蔑視線を受けながら、地べたの冷たさをとても気持ちよく感じていました。翌朝目を覚ますと当時住んでいた北千住の自分の部屋でしたが、どのようにして帰り着いたのか全く思い出せませんでした。
 『山のロザリア』は別れた恋人を想う歌ですが、口ずさんでみると何故か懐かしいこのような記憶が蘇ってきました。

※ YouTubeでも『忘れないわ』を熱唱しています。
忘れないわ
八反安未果
RISING RECORDS
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