千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

「千里山ブログ村」大盛況!!

2007-04-15 00:37:23 | ブログ伝道師
今夜は4月の「千里山ブログ村」が開かれるということで、まだ少し風邪気味のところを頑張って参加させて貰いました。
先日「千里山.NET」の「お店の紹介」コーナーでプチページを作成させて頂いた「ナチュラルアート」の吉田さんとお友達も、ショップ・ブログを開設する目的でお連れしました。
開始時間になると続々と参加者は増えていき、最後には18名にまで脹らみ、中仕切を取り払っても座りきれない状況になり驚きました。もっとも僕らの他にはいつもブログを通じて親交のある人達が多かったのですが、オオサカジン繋がりで素敵なケーキをお土産にパティシェの喜多見さんも遊びに来られました。
これからもこのような勢いで千里山にブロガーが誕生していくと、「みんなで発信!! 千里山ブログ」も活性化していくばかりでなく、従来からのバーチャル千里山構想の夢に一歩近づくような気がします。「千里山.NET」を運営しながら、多様な人達が意見を出し合い交流を深め、楽しく住み良いまちづくりに活かしていく場が必要ではないかとずっと思っていました。ショップばかりではなく公共やサークル・ボランティアなど、多様な住民の集まれる「千里山ブログ村」にしていければと願っています。

『Suita 市民 しんぶん』Vol.6

2007-04-14 00:21:46 | 千里山INFO
季刊『Suita市民しんぶん』Vol.6が発行されました。表紙を飾るのはお馴染みの「高宮良子」さんの吹田の原風景で、今回は阪急吹田駅と豊津駅の中間にある「金田(かねでん)踏切道」で、ここで15年間子供達の安全を見守り続けてこられた金馬郁代さんのことを採り上げています。「千里山に遊園地があって、花見の頃は阪急電車の連結部にまで人が乗っていたよ。あの頃は社会全体に活気があったね」という想い出話にちょっとビックリします。
今号に千里山関連の記事は別に載っていませんが、特集に「吹田の障害者問題座談会」が組まれ、その中に精神障害者授産施設「ブルーリボン」を運営している社団法人「のぞみ福祉会」から、平形恒雄氏(統括施設長)も出席され意見を述べられています。「ブルーリボン」のクッキー類やコーヒー染めの布小物は、最近「カフェ・ド・ゴーシュ」や「ナチュラル・アート」にも出展されていますので、当ブログでもよく紹介をさせて頂いております。
国の障害者に対する保険・福祉予算が削減されるなかで、吹田市の役割が期待されていますが、開発型予算に比べて十分な政策がなされていない現状を訴えられています。

※「千里山.NET」×「市報すいた」に『Suita市民しんぶん』の抜粋を転載しています。

スターバックス10周年

2007-04-13 00:15:30 | お薦めします
『スターバックス大解剖』というグラフ本を購入しましたら、スターバックスが日本に上陸して10周年の記念に出版されたものでした。
僕がスターバックスに関する本で最初に読んだのは、『スターバックス物語』というハワード・シュルツ社長の著書で、そこには社長自身ののイタリアン・コーヒー・スタイルとの出会いや、シアトルのスターバックスという小さなこだわりの豆屋チェーン・デランドの買収から快進撃が始まった話、そして会社が大きくなるに連れてヘッドハンティンクされたエリート達に、生え抜き幹部の人達が取って変わられていく様子など、単なるサクセスストーリーとしてではなく、経営のステージと人材・能力との関係でも興味深い内容となっています。
それ以来、何冊かスターバックス関連本を読んできたのは、商品開発からグッズや空間イメージ、そしてバリスタ・スピリッツなどの、一貫したブランド展開の一つの成功例が窺えるからということと、もちろんコーヒーの香りと美味しさがお気に入りだからです!!
僕の記憶が正しければ、スターバックスが日本に入ってくるまでは、カフェラテは何処でも飲めなかったと思います。というのは、友人とオートバイでヨーロッパ・ツーリングに行った時にカフェラテを愛飲して帰国し、そのクセで梅田のカフェなどでも自然に「カフェラテ」とつい言ってしまい、今では信じられないことですが女の子に怪訝な顔をされたことが何回もありました。ちなみにスターバックスでは、今はカプチーノ専門で飲んでいます。

※僕がよく行く大阪梅田駅付近のスターバックスの「グーグルマップ検索結果」です。

※僕の最近のお気に入り「ディスカバリー」について書きました。

スターバックス大解剖?スターバックスのすっごい真実、教えます。

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スターバックスコーヒー?豆と、人と、心と。

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勝ち組の人材マネジメント?スターバックス急成長を支える自律型組織に学ぶ

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虎杖(イタドリ)を食す

2007-04-12 00:51:47 | 千里山花物語り
昨日に引き続いて野草の話をします。風邪はまだ治り切りませんでしたので、身体に自然治癒力を呼び覚ませたら良いと思い、千里山団地の法面の草地に虎杖(イタドリ)が群生していたのを想いだし、夕食の買い物ついでに立ち寄り採集してきました。
子供の頃には学校帰りに道端や土手に自生しているイタドリ(僕らはチョンポと呼んでいました)を、折り取ってその青酸っぱいシャキシャキした感触を楽しみ、噛み砕いた野草のジュースを飲み込んだものです。今の野菜の感触でたとえるとセロリの歯ごたえに近いのでしょうか。また休日などに山野に分け入り、谷川の辺に生えた大きく太いイタドリをたくさん抱えて帰ると、お袋に塩漬け保存にして貰い、それがしばらく後に食卓にお浸しとなって上がりました。
今夜のNHK「その時歴史が動いた」では、池田勇人首相の国民所得倍増計画を立案実施したエコノミスト下村治の戦後経済への貢献を検証していましたが、そういう社会変革が胎動し始める直前の、牧歌的な農村風景の中での一コマということになるのでしょうか。

野蒜 (ノビル)を食す

2007-04-11 00:15:31 | 千里山花物語り
実は先週末から風邪を引きまして、そんなにきつくもないのですが、今日になっても完全には抜け切れません。そこでふとネギ類が身体を温めて、喉の痛みや体力回復に良いのではと思いつき、近くの空き地に野草の野蒜(ノビル)を採りに行きました。
最近ではテレビの「一ヶ月一万円生活」や「銭形金太郎」のビンボー生活などの番組でも、食べられる野草やキノコを紹介していますので、良く知られるようになりましたが、その中でも野蒜は最もポピュラーでファンも多い野草ではないかと思います。河原の土手や空き地などにだいたい自生しており、ニラに似た緑の細葉が出ているので直ぐに見つけられます。引き抜くと丸くて白い球根が付いており、これを生囓りすると鮮烈なネギ類特有の辛みがあります。
料理法としては、そのままで“もろみ”を付けて囓るというのが通で酒飲みなどの食べ方ですが、一般的には茹でて辛みをマイルドにし酢味噌和えにしたりします。今回はシンプルに味噌汁の具として食しました。
別名「日本のエシャロット」とも言われているようです。皆さんも散歩ついでに探してみてはいかがでしょうか?

「ウェブ魚拓」ってなに?

2007-04-09 00:00:14 | ブログ伝道師
ブログなどで別のホームページやブログ記事へのリンクを貼り、参照して下さいということはよく有ります。しかしそれらのホームページが都合で閉鎖されたり、リニュアルでサイト構成が大きく変わったりした場合、リンク切れとなりその情報ネットワークはそこで断ち切られてしまいます。このリンクによる無限の拡がりが、インターネットの特徴として最も大きなものですので、ホームページ作成・運営者はリニュアルなどの際には、その責任を自覚しなければなりません。
例えば昨年タウン情報誌「バーズアイ」のサイト・リニュアルに際し、バックナンバーの維持保存をサイト管理者に申し入れていたのですが、結局過去の記事データは廃棄され、数多くのリンクが切れてしまったのは非常に残念なことでした。僕の幾つかのリンク切れよりも何より、記事に協力した多くの人達の思いにも配慮があっても良かったのではないでしょうか?
さて、今回ご紹介する「ウェブ魚拓」ですが、これは何らかの理由で残しておきたいホームページをキャッシュの形でそっくりコピーして貰えるWEBサービスです。もう少し以前にこのサービスを知っていたならば、リニュアルに先だってリンク用のキャッシュ・ページを用意しておくことが出来たのですが‥‥。

※「ウェブ魚拓」のTOPページに書かれている説明です。
使い方
上のフォームにURLを入力して「取得」を押します。
画面の表示に従って操作すると、ウェブページのキャッシュを記録することができます。 キャッシュの画面にてブラウザからURLをコピーして、ご自分のブログなどに貼り付けて利用できます。
  何ができるの?
これはページを記録するサービスです。
『ニュース記事を引用するためにリンクを張ったら、リンク先の記事が削除されてしまった。 後から読みに来てくれた人には意味が伝わらなくなった』というような事態を避けることができます。』

君の宙(そら)へ

2007-04-08 00:08:34 | 作詞・作曲


君の宙(そら)へ

向かいあった部屋の窓
憧れ色した虹が染める
シャボン模様のカーテン揺れて
いくつもの夢が広がるよう
忽ちのうちに溢れくる
若い光が追いかけあって
遊ぶよ心のままに
疲れたら佇むがいい
急ぐことない旅の日を
宙に草笛吹いていたい

窓から差し出すこの手に
触れていくのは春の風
白紙の心を折り込んで
投げた飛行機ちぎれ雲
飛ばせば流れるままに
揺れながら消えていく
菜の花畑を見下ろして
すべる憧れ揚羽蝶
海原島から島へと
さまよえば流れ星
そして更け行く一日を
見つめて静かに愛していたい

もうすぐ灯りを消す
君の寝顔やすらかにと
祈りを込めて夜宙に
届く草笛吹いていたい
君に草笛吹いていたい


作詞・曲: コバタイサオ
(c) 2007, Skyfull Stars

※ 東京の世田谷線の音が聞こえる下宿の窓辺に腰掛けて、春の柔らかい日差しとそよ風を感じつつ、現実と心象風景との区別もつかない歌になりました。
写真は「紙飛行機 菜の花 窓辺」のグーグル検索結果のブログページから拝借しています。

亥の子谷コミュニティー・センター

2007-04-07 00:19:04 | 千里山INFO
千里山まちづくり協議会の会報「まちづくりニュース」を、会員外の人達にも幅広く配布するために、1000部の増刷をしたいということで、南千里の亥の子谷コミュニティー・センターへ行きました。ここでは印刷機を使い、折り機も備えられているということなので、僕も興味がありお手伝いをさせて頂きました。
外観はコピー機と同じように見えますが、そこはやはり印刷機なので先ず「製版」という行程があります。そして出来上がった版での「試し刷り」を2.3枚印刷した後、ようやく「本刷り」の行程になります。印刷にかかるとものすごいスピードで印刷されていきます。面白いのは500枚くらいのところで、もう一度「製版」の行程から繰り返す必要があることで、おそらく刷版が磨り減るからではないかと思われます。
両面印刷を終えると次に折り機にかけて二つ折りにします。この折り機では三つ折りや観音開き・蛇腹折りなど多様な折り方が、目にも止まらぬ早技で仕上がっていきます。ここを利用して一番有り難かったのは、断然この機械折りの作業でしょう。予定通りに二時間ほどで1000部の作成作業は終了となりました。コストも非常に安くつき、何か他の場合にも利用したいと思いました。
さて、公園に面したロビーでコーヒーを飲みながら皆で一服しましたが、ここではロビー・コンサートなども行われ、地域の人達の交流の場ともなっているようです。

※「千里山.NET」×「まちづくり協議会」の右上進行ボタンから、「まちづくりニュース」のリンクページをご覧下さい。

千里山駅の桜

2007-04-06 00:37:50 | 千里山花物語り


僕が学生の頃に住んでいた街は東京の下高井戸というところで、路面電車のようにノロノロ走る世田谷線の松原駅が近くにありました。最近テレビのニュースで、世田谷線の沿線が菜の花やチューリップなど色んな春の花々に彩られて、とても人気があるらしいということを知りました。
僕が生活していた時代には活気はありましたが、そのような花を楽しむなどという風情は無かったと思います。社会の価値観が少しずつスローに、そして身近な生活を愛しむという方向にシフトしてきているのを感じます。
千里山駅は桜の木やツツジの花が季節を彩る駅ですが、沿線を改めて見てみると金網のフェンスが無造作に張り巡らされ、安全ではあっても決して美しい風景とは言い難いものです。世田谷線とまではいかなくとも、阪急千里線も駅の間隔が短かくスピードの上がらない路線です。金網に変わって木の柵が並び、自然の花々が人々を癒してくれるようになれば‥‥。

「小森愼三」展

2007-04-05 00:08:53 | 千里山ギャラリー
千里山高塚にあるフラワーアレンジメントの「ナチュラルアート」で、月曜日から開催されていた「小森愼三」展を覗いてきました。ご本人を紹介して頂けるということでしたが、あいにくの急用で出掛けられたので、お会いすることはできませんでした。
ペン画を素にして水彩で着色が施された、明るいタッチの作品が数多く壁面を飾っています。入って右壁面にはポルトガルの風景が、建物や石畳の街路・里山や港湾といったモチーフで、和紙に淡色を滲ませて描かれています。ポルトガルの風物は氏の一つのテーマであり、生活の歴史に培われた懐かしくも美しい佇まいへの愛情が、作品を通して伝わって来ました。今年の1月には東京のポルトガル大使館で、個展も開催され好評を博したとお聞きしました。
対面には郡上八幡の鄙びた街並みや自然のスケッチが、ところ狭しと架けられています。その街もやはり歴史が創り出した個性的な生活文化に彩られています。
その他ポストカード大のスケッチも数多く展示されていましたが、中でも佐井寺の旧家や棚田などを描き、本として綴られたものに興味を惹かれました。出版をお考えと推察しましたが、ぜひ千里山の風景もお描き頂き、「千里山.NET」でのバーチャルBOOK化もお願いできればと思います!!

サウダーデ―ぽるとがる

新風舎

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「サンケイリビング」千里山紹介

2007-04-04 00:13:02 | 千里山INFO
最近発行の「サンケイリビング吹田・箕面版」で「異国の香りと美味を訪ねて」と題し、千里山のいくつかのお店が採り上げられています。千里山駅周辺からはレストラン「PEPE(ペペ)」、ミグの家「アリーナタバーン」、アジア雑貨「マンダリン」、レストラン「PUJA(プジャ)」が、それに加えて緑地公園駅寄りの特徴のあるショップが紹介されています。
千里山が大正9年に郊外型住宅地として開発されるに当たり、有名な英国ロンドン郊外の田園都市レッチワースをモデルとして計画されたということは、現在では広く知られています。その証しが第一噴水のあるロータリーを中心に、放射状に延びた道路に見てとれます。千里山駅から第一噴水を通り真っ直ぐに緑地公園の方まで延びたメインストリートは、街のモデルに因んで近年レッチワース・ロードと名付けられました。その名付け親となった石本貢さんがマスターである「アリーナタバーン」は本格的なイングリッシュパブとして、地域のみならず近隣の人達や外国人の貴重な社交場ともなっています。
先日の「阪急TOKK」といい、千里山の街並み風景が度々特集紹介される背景には、街の開発の歴史が醸し出す異国情緒やロマンティシズムがあります。日常この街に住み慣れた僕たちには、少々面映ゆい面もあるのですが、これからもより美しい生活都市を目差し、街の歴史やアイデンティティーを大切にしていきたいと思います。

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ハロゲン・ストーブを仕舞う

2007-04-03 00:02:31 | Weblog
昨夜のうちに一冬のホコリ掃除をし、収納してしまったハロゲン・ストーブですが、皮肉にも4月に入り寒のもどりで冷え込むという予報です。
数年前にこの器具を6千円のキャンペーン価格で買ってから、エアコンの暖房スイッチを入れることは殆ど無くなり、今年は特に暖冬でエアコンを2.3回しか使用せずに過ごしました。年間で割っても2千円くらいで、増して一冬の日数では10~20円程度で十分に暖かい冬を送れました。
ハロゲンストーブはスイッチを入れると直ぐに暖かくなり、足下に置くといわゆる“頭寒足熱”ということで、作業や思索も大いに捗ります。カバー部もベルベット塗装処理により、直接足が触れても火傷をすることもありません。僕は使いませんが、扇風機のように首振り機能も付いています。
しかし思うに最も気に入っていることは、この暖かなイメージのオレンジレッドの赤外線色です。時折に反射板を見つめながら、暖炉の炎に似た心の和みを覚えました。お世話になりました、また今度の冬まで‥‥。

北千里の「野外活動センター」

2007-04-02 00:16:08 | 千里山トラスト
今日は北千里のニュータウンに隣接した「野外活動センター」でのバーベキューに参加しました。「ドイツ国際平和村」を支援している「ペイフォワード倶楽部」の方達の企画したもので、以前からお誘いを頂いていましたブログ仲間の“夢さん”と一緒に、お昼前に待ち合わせて電車で行きました。
僕は野外活動センターは初めてでしたが、千里山の密集した街並みとは違い、広大な雑木林や池などに囲まれ、気持ちのいい開放感が感じられました。しかしここは全てが人工の風景だということです。元々、千里ニュータウン自体がその開発にあたり、従来のその地域の植生を根こそぎ無くして、全く新しい住環境を人工的にレイアウトしていったものと聞いています。その人工の自然も40年ほど経過した現在では、木々の幹は苔むし落ち葉は朽ち重なって、近隣の地域住民はもちろん訪れる多くの人達にとって、心をニュートラルにして貰える貴重な場所になっています。
バーベキューを美味しく終えてから、子供達と竹藪登りをしたり、みんなでバレーボールなどに興じ、久しぶりに心地よい疲れを感じながら帰途につきました。

千里山の由来

2007-04-01 00:55:38 | 千里山ウォーカー
昨日に引き続いて、午前中に千里山まちづくり協議会が企画する「桜巡り散策会」が行われ、アップダウンの多い道を桜を辿りつつ歩き回ることになりました。桜はまだ5~7分咲きといったところで、昨年のコースよりも狭い範囲での桜巡りでした。
途中、千里山神社では特別に水源地の柵の中へ入り、晴れた春空の下に大阪や箕面の山並みなどを望むことができました。千里山の最高地として三角点が置かれており、71.1 Mの標高と記されています。その横には「千里山の由来」という看板が立てられ、説明とともに和歌が紹介されています。
それによりますと、千里山は寝山(ねやま)とも呼ばれ、現在の限られた千里山の地域だけではなく、一帯に広がる丘陵全体の呼称として使われていました。寝山という名も、なだらかな山地の連なりをイメージさせます。大正時代の住宅地開発に伴い、限定的な地域の名前として使われ始め、今日に至ったものと思われます。
「摂津名所図会(現代のガイドマップ)」には藤原行家の和歌も添えられています。

つれて行寝山も知らぬ白鳥の
      さきのよもうき身の契り哉


(一緒に寝む山もないあの白サギのように、これから先も浮き草のように儚い僕達だね)