相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

曹洞宗の大本山「諸嶽山総持寺」

2014-05-23 13:33:47 | 寺院
横浜市鶴見(鶴見大学そば)に曹洞宗の大本山「諸嶽山総持寺」はある。奈良時代、行基によって能登国櫛比庄に諸嶽寺として創建、本尊は「釈迦如来」である。元享2年、後醍醐天皇より「曹洞陽紫出世第一道場」の綸旨を受けて官寺、大本山となって曹洞宗を公称した。明治44年に鶴見に移転。50万㎡という広大な敷地、参道入口には石柱と常夜燈。鬱蒼とした樹々に覆われた参道を進むとまず一番外側にある正面の門にあたる総門「三松関」、さらに進むと圧倒されるほどの大きな三解脱門を表すとされる「三門」(日本一を誇る鉄筋コンクリート建築)を潜る。なんと大きなお寺であろうか。境内には、堂宇の殆どが有形文化財だが、大雄宝殿とも呼ばれる「仏殿」(本尊の釈迦牟尼如来を祀る)、水色の瓦葺形の銅板屋根を持つ「大祖堂」の本堂客殿、此処の迎賓館の「待鳳館」(徳川家の書院を移築)住持・禅師の表方丈の間であり書院の「紫雲臺」勅使門であった「向唐門」、長さ152メートルの「百軒廊下」、朝をあらわすと言われる「金鶏門」、放光堂から衆寮に通じる回廊にある「鐘鼓楼」と歴史あるいくつもの堂宇が建ち並び大本山らしい風格を漂わせている。。また各界の著名人が多く眠る墓所の一角に石原裕次郎のお墓もある。聖域の地では自ずと己と正面から向き合うことになる。(1310)









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