相模太夫の旅録=Tabi Log

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中欧5ヶ国8日間の旅 ドイツ その3

2014-05-26 08:14:37 | 海外旅
ブリュールのテラスを通り抜けると1726年~1743年にドイツ最大のプロテスタント教会としてバロック様式で建造された「フラウエン教会」(聖母教会)がある。なんと建造に6千日掛かったが第二次世界大戦中に僅か一夜で崩壊(破壊)された。しかし1994年から2005年にかけてノイマルクト広場に面して「ドレスデン復興のシンボル」として昔の姿で蘇った。瓦礫となった部材を組み合わせて再建された聖母教会は「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」といわれ最も価値のある教会建築物に数えられ、ドレスデン市民に愛され続けている。再建された教会の塔の上には「和解の印」として英国から贈られた十字架が掲げられている。優美で慈愛に満ち溢れたフラウエン教会の西側には、石壁がモニュメントとして残されている。右側にバロックやルネサンス様式が混合したドレスデンを代表する歴史的建造物「レジデンツ城」(1918年までザクセン選帝侯の居住地)と、左側に屋根に78体の聖人像が立ち、高さ約85mの鐘楼が聳える「旧宮廷教会」(フリードリヒ・アウグスト2世が建てた)が荘厳さを競い合うように建っている。(1401)










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