相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

中山道61番目の宿場町「醒ヶ井」にて梅花藻を観賞!!

2014-07-16 15:08:13 | 国内旅
滋賀県米原市にかつて本陣1軒、脇本陣1軒をはじめ宿内家数138軒、旅籠11軒もの宿があり中山道六十九次の宿場町の一つとして繁栄を誇った「醒ヶ井」はあり、今も往年の面影を色濃く残している。古代からの交通の要衝であり、『日本書紀』の日本武尊伝説に登場する「居醒泉」(いさめがい)が醒井の地名となった。豊富な湧き水があったことが、旅人の休憩場所として最適の条件であった。その街並みの中を貫くように清流・地蔵川の流れが町を潤している。地蔵川には多くの伝説があり、その一つが日本武尊が弱った体を癒やした「居醒の清水」、二つ目は平安中期の天台僧浄蔵により水源がひらかれた名水「十王水」、三つ目は西行法師にまつわる伝説を残す「西行水」である。地蔵川の水温は年間を通じて平均14度前後ということから、冷たい水を好む「梅花藻」(バイカモ)が至る所で生育している。訪れた日も幸いこの貴重な花を見ることが叶った。7~8月ごろに、梅の花に似た白い小花を咲かせることから『梅花藻』(バイカモ)の名が付いた。直径1.5cmほどの愛らしい花が一斉に川面から顔を出してたい。この花はなんとも涼しげで蒸し暑さを少しだけ忘れさせてくれた。(1407)










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