相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

近江商人の信仰篤き比牟禮八幡宮

2014-07-30 10:12:51 | 神社
滋賀県近江八幡市に古くから近江商人の信仰を集めている「比牟禮八幡宮」はある。創建(伝)は131年、成務天皇が高穴穂の宮に即位の時、武内宿禰に命じてこの地に大嶋大神を祀ったのが草創のようである。祭神は誉田別尊、息長足姫尊、比賣神の三柱である。275年、応神天皇が奥津嶋神社から還幸の時、社の近辺に御座所が設けられ休憩、その後、仮屋跡に日輪の形を2つ見るという不思議な現象があり、祠を建て「日群之社八幡宮」と名付けた。境内地は八幡伝統的建造物群保存地区となっており、存在感ある入母屋造の「楼門」、三間社流造、装飾に彩られた艶やかな「御本殿」、鎌倉時代建立の「拝殿」で構成されている。また幾つかの境内社も祀られている。691年、藤原不比等が参拝し、詠んだ和歌に因んで比牟禮社と改められたと云われる(「天降りの 神の誕生の八幡かも ひむれの杜に なびく白雲」)。国の選択無形民俗文化財である二大火祭の「左義長まつり」と「八幡まつり」が行われることで知られている。(1407)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする