相模太夫の旅録=Tabi Log

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「東大寺」国宝&重文級伽藍の数々

2014-07-03 11:19:40 | 寺院
奈良市雑司町に世界文化遺産であり華厳宗大本山、奈良の大仏を祀る寺院として知られる「東大寺」(金光明四天王護国之寺)はある。創建は8世紀前半、本尊は盧舎那仏(奈良の大仏)である。10万坪という広大なの敷地面積を有する東大寺の境内は大仏殿を中心に広範囲にわたっていくつもの国宝級、重要文化財級の伽藍の建造物群が点在しているが、完成までになんと40年という歳月を要している。まず東大寺の正門=仁王像を祀るを豪壮な「南大門」、正面に「南中門」、その先に中門から東西に伸びる「回廊」を有する世界最大級の木造建築「大仏殿」(金堂=寄棟造り本瓦葺)がある。参道東側に「本坊」、大仏殿の東方には「俊乗堂」、「行基堂」、「念仏堂」、「鐘楼」、更に東方山麓「上院」には「開山堂」、「三昧堂」(四月堂)、お水取りが行われる「二月堂」、現存最古の建物「法華堂」(三月堂)が建ち並ぶ。その南には鎮守の「手向山八幡宮」がある。大仏殿の西方に「指図堂」、「勧進所」、「戒壇院」、そして北方(やや西寄り)には「正倉院」がある。また境内西北端には奈良時代の遺構である「転害門」がある。いずれも国宝&重要文化財クラスのとなれば見応え十分である。限られた時間の中、あまねく世界の人々に慈悲の光を照らすという仏(大仏)と向き合う中で1200年という悠久の刻の記憶、美しすぎる一つ一つの伽藍の美と魅力は愉界的な遺産として価値ありと認められた「証」がそこにあった。(1202)









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