相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

日本で唯一残る明治期の港「三角西港」

2015-03-16 22:01:40 | 建造物
熊本県宇城市松橋町に明治日本の産業革命を支えた「三角西港」はある。山を削り海を埋め立て明治三大築港の一つで明治20年に建設・開港し、明治22年には国の特別輸出港に指定され九州の一大集散地として九州港湾都市として栄えた。石炭の輸出港であったがその後役割を終え衰退の運命をたどる。しかし「石積み埠頭」をはじめ「排水路」、「旧宇土郡役所」、「旧三角簡易裁判所」、「龍驤館」、「旧三角海運倉庫」など当時の施設(建造物)がほぼ原形のまま残っている。その他設計者の「ムルドルハウス」(現在は物産館)、文豪小泉八雲が立ち寄った当寺の旅館「浦島屋」が建ち並んでいる。そして平成25年9月に「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」が世界文化遺産としてユネスコに推薦された。きっとその重要性から世界遺産に決まることだろう。楽しみである。(1503)


















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