相模原市南区下溝四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。みんなの花壇後方に今年初めてと思われる箒草として知られる「コキア」が数百株が植栽された。「コキア」の名所と言えば「ひたち海浜公園」(約3万2千本が植え付けられている)で、そこには及ばないがヒユ科バッシア属のアジア原産の春まき一年草。「とんぶり」といい「畑のキャビア」として親しまれている。ライトグリーンの茎葉が密に茂り、草姿が大きい円すい形をつくりのが特徴の植物。ほんのり色づき始めているが来月後半には紅葉が拝めるかもしれない。コキアの和名は「ホウキギ」と言い、古くは草ほうきの材料になった植物である。(2209)
厚木市猿ヶ島に日蓮宗寺院「妙法山本立寺」は鎮座している。創建は日供上人が真言宗寺院として天文11年(1542)創建。古くは高座郡磯部村あった「相伝寺」と言う無上土院で後に猿ケ島村に移し、日供上人は堺の「妙国寺」の日務上人に帰依、日蓮宗に改宗し「本立寺」とした。「本隆寺」と記されたという古文献は度々の洪水に流失して創建詳細は不詳である。江戸期には「猿ヶ島熊野神社」の別当を勤めていた。本尊は三宝祖師像。瑠璃光寺前より稲田道を進むと猿ヶ島のスポーツセンター近くの「猿ヶ島児童公園」内に併設されるように建てられた「寺号標」より入山すると境内正面に入り母屋造りの「本堂」、右側に「庫裏」がある。本堂前には「日蓮上人像」が建てられ、境内には鬼子母神社がある。(2209)
座間市緑ヶ丘に梅や桜、芝桜に彼岸花と四季の花が絶えない「かにが沢公園」はある。9月に入り台風一過の後、朝夕は涼しくなり秋到来の兆しが感じられるようになった。例年お彼岸の頃に公園西側のメインの斜面(約350㎡)と散策路には赤や白そしてピンク三色あわせて12万個の「曼珠沙華」が美しく咲き乱れ座間の名所となっている。しかし今年は少し異常でメインの西側斜面では例年だと赤、白の曼殊沙華は同時開花してくれるはずであるが、数えられるくらいまばらの少ない本数である。救いはメインの斜面前のエリアに白、ピンク、赤三色の曼珠沙華が放射状の独特の花姿を披露してくれ、今年のここ「かにが沢公園」の「彼岸花景色」の撮り収めとなってしまった。(2209)
メインの西側斜面の淋しい開花状況
遊歩道側
メインの西側斜面の淋しい開花状況
遊歩道側