相模原市緑区下九沢にバラ、アジサイ、梅の名所となっている「相模原北公園」はある。西側入口傍に濃緑色で光沢のある大きな葉を広げて、雄大な花穂を伸ばした力強い存在感があり花姿に特徴がある「アカンサス」がつぼみを膨らませ今にも咲き出しそうである。草丈、株張りが1.5mほどになる大型の宿根草で周年観賞できる。6月から8月に咲く花は紫色の萼と白い花弁のコントラストが際立ち開花後も萼は長く残る。学名のアカンサスは「とげ」の意味があり、花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来する。アカンサス属は50種ほど地中海沿岸地方を中心にあり、最も一般的で多く栽培されている種がアカンサス・モリス(和名ハアザミ)である。(2005)





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