今、最も進化&変貌し続けているのが「渋谷」である。「100年に一度の大改造!!」、「クリエイティブエンターテイメントシティ」をコンセプトとした街づくり再開発が進行中でその筆頭は渋谷最高峰230mの大型複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」、「渋谷ブリッジ」、「ミヤシタパーク」、「渋谷ストリームエクセルホテル東急」、「渋谷キャスト」高層の商業ビルやホテルが次から次に完成進行中である。その渋谷に続いて今、新宿が駅周辺・新宿エリアの再開発計画・再開発に乗り出そうとしている。新宿エリアでは今後2046年頃迄を目途にJR新宿駅の東西・間近地区を中心とした「大規模再開発」を行う予定である。新宿にはJR、私鉄、地下鉄も乗り入れており一日の乗降客数は約380万人と「世界一のターミナル」を誇る。駅を中心とした「グランドターミナル構想」に基づき2022年着工、2029年迄の工事が計画されている「新宿駅西口再開発事業」(仮称)。既存の新宿地下鉄ビルデイング・小田急百貨店新宿店(モザイク通り、新宿ミロード含む)が地上48階・地下5階・最高高さ約260mの超高層ビルに建替えられ完成後は高さ243メートルの東京都庁舎を抜き、新宿西口の新たなランドマークとなる。2029年度竣工予定の新たなビルには「現在の小田急百貨店と同じ規模」の商業施設の入居を計画中。「百貨店」と限らず、「ショッピングモール」になる可能性もあるという。現在、新宿駅西口の象徴的建物であった「小田急百貨店 新宿店本館」は2022年9月末で営業終了。約55年間の歴史に幕を閉じることとなった(7/16発表)。続いて東西をつなぐJR線路上空には東西をつなぐ「デッキ」と「南北広場」(セントラルプラザ)、オフィスビルや商業複合施設の建設が計画され、人々が佇める公共的な空間が誕生する。また東口では「新宿ルミネエスト」も同等級の超高層ビルへの建替え、西口の「京王百貨店」や「ヨドバシカメラ新宿西口本店」の周辺エリアも再開発の予定のようである。果たしてどういう「新しい新宿」が出来上がるのか今から楽しみである。(2107)
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