「酒匂川」は静岡県および神奈川県を流れる二級河川で、静岡県内では「鮎沢川」と呼ばれている。 神奈川県では相模川に次ぐ第2に重要な河川である。水源は御殿場市で延長は46km、流域面積は582km²である。松田町と開成町を結ぶ道路橋が「十文字橋」である。10年前の台風9号で橋脚の一部が沈み込み、落橋した謂れのある橋である。昔、渡り賃として10文の通行料を取っていたことからその名前が付いたの説がある。この橋はゲルバー式連続鋼鈑桁橋で橋長367mの長大橋である。右側には昭和45年竣工の「新十文字橋」、左側に並行して 「酒匂川橋梁=小田急線鉄道橋」があり小田急車両がひっきりなしに通過して行く。開成町に入る左側に大正2年(1913)の橋脚の石のモニュメント、傍にはかつての青い水門と堰き止めらしきものが残っている。川面ではカモ、上空にはタカかワシ飛んでいる。また橋上右側には三分一程顔を出している「富士山」も望むことができた。(2301)







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