相模太夫の旅録=Tabi Log

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唯一の戦争資料館「遊就館」

2019-03-27 08:40:33 | 博物館・科学館・史料館
東京の桜の標本木、参集殿の奥にイタリア古城式の建物「遊就館」がある。靖国神社に静まる英霊の遺書や遺品をはじめ、その「みこころ」や「ご事蹟」を今に伝える貴重な史資料が展示されている。この「遊就館」は明治15年、掲額及び武器陳列所として開館し、絵画収や美術品、武具甲冑、武器類など10万点が収蔵されている。館名の「遊就」は中国の古典「苟子」勧学篇「君子は居るに必ず故郷を擇び遊ぶに必ず士に就」の「遊」と「就」を撰んだ。1階玄関ホールには第32軍直轄の最大長射程火砲部隊として沖縄戦を2ヶ月以上にわたり戦った独立重砲兵第100大隊所属の「八九式十五糎加農砲、同じく沖縄戦を戦い連合軍総指揮官サイモン・B・バックナー・ジュニア中将を戦死させるなど大戦果を挙げた野戦重砲兵第1連隊所属の「九六式十五糎榴弾砲」、「零式艦上戦闘機五二型」(復元機)、大戦中に泰緬鉄道において鉄道連隊将兵の手によって運用されていた「C56 31号蒸気機関車」が展示されている。一つ一つの展示品に先人の願いや「安らかな国づくり」のために尊い命を捧げられた英霊の「みこころ」が込められている。(1903)






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