毎年5月初めには相模川左岸広場で日本一の8間凧が揚がる「相模の大凧まつり」は開催され多くの人出で賑わう祭りとなっている。しかし今年はコロナ感染拡大防止の観点から残念ながら開催が見送られた。新磯の「れんげの里あらいそ」内に天保年間(1830年~1844年)から行われてきた「相模の大凧揚げ」文化の保存と継承を図ることを主な目的に建設され「相模の大凧センター」がある。センター内1階の天井には見上げるとその大きさに圧倒される8間凧につぐ大きさの大凧が展示されている。また1階、2階のギャラリーの壁に所狭しと世界や日本各地域の伝統的な凧、その他に切り絵、絵画、写真がが数多く展示されている。相模原が誇る大凧の歴史、文化をいつまでも繋いで継承してもらいたいものである。(2011)
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